ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(7/12/深夜)ー

悠「そろそろ帰ろっかな」

碧「さっさと帰れよ。ダラダラしやがって」

悠「それは居ろってネタフリ?」

碧「帰れ!」

揺光【否、帰さん】

悠「揺光?」

後楽「おじさんも居るぜ」

悠「クソ狸……」

貞子たん『のろま~す……』

悠「貞子たんに……」

恋「ふあぁ……こんな夜中に……つれだしぉって……」

悠「恋まで……なんだ、なんだ、妖怪大戦争か?」

後楽「ちょっと待って、なんかおじさんだけ酷くなかったか?」

悠「何しに来たんだ?」

揺光【夏じゃからな、夜はあんだーぐらうんどばーで酒盛りじゃ】

悠「夜は墓場で運動会みたいなノリか」

澪「めっちゃ迷惑なんだけど」

後楽「金なら有るぜ」

悠「その金の出所は?」

後楽「兄ちゃんの机引き出しの中にあった封筒からだ」

悠「それはおれのへそくりだっ!マジでブチ殺すぞゴラァ!!」

碧「へそくりなんてしてんのかよ……」

揺光【コンコン♪まぁ、善いではないか飲み明かそうぞ】

悠「嫌だよ!おれの金だぞ」

揺光【では、酒代は悠が悠には妾が身体で払おう】

恋「色情狐がやめい!」

悠「寝ぼけてたくせに目が覚めたのか」

揺光【生娘の癖に耳は年増じゃな。】

恋「恋はぴちぴちじゃ!」

貞子たん『古井戸から汲みあげた井戸水くださ……』

碧「ねぇよ!」

澪「っていう、それ飲みたいのか?」

貞子たん『恨みが蘇る味……』

碧「重いな」

悠「おとなしくオレンジジュース飲んでろ」

貞子たん『おかねない……』

悠「……おれが払ってやるよ」

後楽「大吟醸」

揺光「れっどあいというのを飲んでみたいのぅ」

恋「フレッシュミックスジュース」

悠「お前らまで頼むな!!」

後楽「妖怪差別はよくねーぜ」

悠「一万歩譲ってもお前だけは奢らんぞ」

後楽「なんでだよ」

悠「色々理由はあるけど、見返りが無いのとチ○コついてるのが二大理由かな」

後楽「じゃあ、女に化けてやるよ」

悠「やめろ。お前の化け方は本当の意味で化け物化だから」

恋「恋は後楽が好かん。アイツは下品で酷い」

揺光【まぁ、妾も好かんな】

悠「お前総スカンくらってるぞ」

後楽「まぁ、別に養ってもらえるなら罵声くらい平気だぜ」

悠「本物のニートっか、駄目な方にメンタルつえぇんだよ!!」

貞子たん『黄金の蜂蜜酒ください……』

碧「精神を宇宙圏まで飛ばす気か?」

貞子たん『じゃあ黄金芋焼酎……』

悠「なにか黄金の拘りがあるのか」

貞子たん『ぎゃっぷ萌え……』

悠「大人しく蜂蜜水なめてろ」
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