ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(7/11/夜)ー

悠「記録的猛暑ってここまで怖いんだな……」

ともき「いきなりだな」

悠「見てくれコレ、汗で背中に塩吹いてる」

ともき「汚い…」

悠「料理に混入してやろうか」

ともき「なんだ、その細菌テロ」

悠「菌じゃねーよ汗の結晶だよ!!」

ともき「どっちにしても口にするもんじゃねーよ!」

悠「薄い本ならよくありますが?塩じゃなくて恥こ……」

ともき「それは言っていいレベルの発言なのか?」

悠「……チンカスならセーフ?」

ともき「大アウトだよ馬鹿野郎」

悠「でも、おれその手の薄い本大好きなんだけど」

ともき「お前の性癖暴露されても俺にとってはなんの得もないんだけど」

悠「おれの好きなジャンルが分かってるとなんか買うとき楽だろ」

ともき「お前になんか買ってやる時は来ないと思う」

悠「身体でご奉仕すると」

ともき「そろそろ本気で怒るぜ」

悠「本気で起こる?……地震とか?」

ともき「めんどくさいボケ方すんな」

悠「サーセン、でへべろ」

ともき「熱中症で倒れればいいのに」

悠「いいじゃないかちょっとくらいセクハラしたって」

ともき「せめて異性にしろ」

澪「その突っ込みもおかしいだろ」

悠「異性たって……真桜なんかなにいっても無視するし」

ともき「幼女に何いってんだ」

悠「デコは理解しないし、駒裡さんは可哀想だし、カゲコはキレるし…」

ともき「なんだろうな当然の反応だと言って終わらせていいのか、お前は本物のバカだと罵るべきなのか分からなくなってきた。」

悠「笑えば……いいと思うよ」

ともき「ボケが」

悠「結局罵られた」

拳二「あっちー……おい、見てくれよ今日一日でこんな塩吹いたぜ」

悠「キタネーもん見せんじゃねーよ!!」

ともき「お前、今日の第一声思い出してみろやボケナス」

拳二「どうした、やけに機嫌悪そうだな」

悠「多分、女の子の日なんだよ」

ともき「死ねッ!」

悠「どうしよう、もうストレートに死ねと言われた」

拳二「よくあることだろ」

悠「…………そだな」

碧「なっとくしちゃったよ」

拳二「あー、それにしても汗だくだ。悠、風呂いかねーか、風呂」

悠「ソープ?」

拳二「そっちがいいなら、そっちでもいいが」

悠「パス。おれ、このあと予定あるし」

拳二「なんだそりゃ…」

悠「でも、確かに風呂入りたいな……」

拳二「だろっ?俺ぁは入れるところが限られてるしよォ」

悠「背中の絵消せばいい」

拳二「絵具で描いた落書きじゃねーんだからな……」

悠「……剥ぐか」

ともき「剥ぐって……」

拳二「ヤクザよりえげつないこというなよ」

悠「拳二の皮膚を手に入れた……拳二の刺青入りの皮膚を手に入れた……」

ともき「モンハンか!」

悠「討鬼伝……ゴリラだからやっぱモンハンかな牙獣種だし」

拳二「どつくぞ」
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