ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(7/4/夜)ー

悠「ふむ……わかった。」

金剛「どした?」

悠「金剛の膝枕は石に頭預けてる気分になる。あと首が曲がりきってる気がする」

金剛「知らんよ。お前が膝かしてくれといったんだろ」

悠「……ぐぅ」

金剛「おやすみ」

ともき「やさしいっすね?!」

金剛「好きなさせといてやってくれ。コイツはコイツで大変なんだ」

悠「ぐあぁぁぁっ?!」

金剛「なんだ?」

ともき「すいませんこの人人の善意に触れると死ぬんです」

金剛「死因やさしさ!?」

悠「小鳥遊キャノン!」

ともき「あ、生き返った」

悠「ふぅ、この尻ボールがなかったら即死だった」

金剛「なんか弾けてんな」

悠「いいから、膝貸しなさいよ」

金剛「まだ、やるのか……」

悠「いや、このえげつないくらいの硬さがだんだんと意識をフェードアウトさせていくんだ」

ともき「それは喉が圧迫されて呼吸不全起こしてるだけじゃないか?」

金剛「角度的に脳震盪かもな」

悠「窓に、窓に鼠が……」

ともき「SAN値が下がりきってるぞ」

悠「金剛の膝は狂気だな」

金剛「それはどう受け止めたらいい」

悠「あー……愛とおもってくれ」

金剛「……」

ともき「微妙な顔になってるから困らせるなよ」

悠「困ってないよな?」

金剛「あぁ、大丈夫だ。全然平気だぞ」

悠「ぐぶっ?!」

ともき「また、善意に触れて死んだ」

金剛「死因優しさパート2……って、どう接したらいいんだよ」

悠「愛してるっていって」

碧「なんだこのセクハラ……いや、セクハラかも分からねぇけど」

金剛「愛してる」

悠「ふーん、あんがと」

ともき「顔面潰してください。構わないので」

金剛「いや、慣れてるからいいよ」

悠「がはっ……!」

ともき「人の善意に触れると……って、しつこい!何回いわせる気だよ!」

悠「テンドンは芸人の基本です」

ともき「芸人じゃねぇし!」

金剛「ところで膝が疲れてきたんだが」

悠「あと一時間」

金剛「一時間か……」

澪「断らないんすか?!」

金剛「いや、好きにさせてやろうかと」

碧「大人っていうか懐広すぎだろ……」

悠「巷でプリピュアゴールドの金剛と呼ばれてるからな」

碧「プリキュアみたいにいうなよ……」

悠「いや、むしろ星闘士だ」

澪「黄金聖闘士(ゴールドセイント)?!」

ともき「まさに金推しだな」

金剛「できれば……筋推しがいいな」

悠「お前、いつからそんな面白い事いえる子になったんだよ。お父さんびっくりしたわよ」

金剛「お前を父にもった覚えはない」

悠「じゃあ、兄貴って呼んでいいぜ」

金剛「せめて弟って言え」

悠「お兄たま♪」

金剛「……」

ともき「おお、こぶしを握ったが耐えた!」

澪「鋼の精神力だな」

碧「俺だったら間違いなく鉄アレイを縦に落としてる」
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