ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/28/夜)ー

紅「よう。」

悠「ちぇき、どした?」

紅「いや、居たから声かけただけだ」

悠「つまり……ラヴコール?」

ともき「脳ミソ痛んでるんだ気にしないでくれ」

紅「~~!」

悠「腐りかけが一番美味いんだよ」

ともき「脳みそを喰わせる予定でもあるのか?」

悠「……」

ともき「……」

悠「骨まで愛して」

ともき「黙ってろ」

碧「脳の話しはどこにいった?」

悠「は?なにいってんの?」

碧「お前とはいずれちゃんと決着をつけてやるからなこの野郎」

悠「コロラド?」

碧「いってねーよ!!」

紅「……」

ともき「おーい、ちゃんと呼吸しないと死んじゃうぞ」

悠「人工呼吸いっとく?」

紅「顔面に鉄バット叩きこむぞ」

悠「なんでいまハッキリと回復した」

ともき「貞操の危機に脳と身体が全力で拒否ったんだろ」

悠「そんなにおれとキスするの嫌か?あぁ?」

紅「お前男だし」

碧「当然の正論だな」

悠「いやいや、男とか関係なしににともきなんておれとキスフレだぞ」

ともき「ナメクジ顔面にぶつけてやろうか?」

悠「そんなに弱い者いじめして楽しいのか?」

ともき「黙れ節操なし」

悠「そんなつまらない話しより七月がくるなぁ。海にプールに夏祭り」

紅「に……行かずにブラブラするんだろ?」

悠「もちろん。」

ともき「お前はいいだろうけどゆうなとかが嫌だろ」

悠「真桜はもう引きこもる準備始めたぞ?」

ともき「真桜ちゃんは別として」

紅「引きこもる準備って?」

悠「自室の冷蔵庫に入るだけ飲み物と缶詰を詰めたりしてる。」

ともき「本気だな?!」

紅「じゃあトイレと風呂は?」

悠「携帯トイレだけはやめてくれっていったよ流石に」

ともき「そこまでか、そこまで夏に出たくないか」

悠「おれも冬場はそのくらいの勢いだけどな」

ともき「お前の場合は醜い」

悠「醜いってなんだ、醜いって!!」

紅「まぁ、熊か何かと同じなんだろ?生存競争を生き抜くための冬眠行為」

悠「野生動物じゃねぇよ!!」

碧「隔離指定動物?」

悠「ぎゃぼーたべちゃうぞー」

ともき「ちっ」

紅「チッ」

澪「はぁ…」

碧「破裂しろ」

悠「やらせといてなんだその態度は!!」

ともき「誰もリクエストしてねぇよ。お前の奇行なんて!!」

悠「いや、ほら、おれって歌舞伎ものじゃん」

ともき「歌舞伎ものが「ぎゃぼー」なんていうのか?」

悠「なにそれ?」

ともき「紅、バット貸してくれ」

紅「どうぞ」

悠「待て待てそれは痛い。ツッコミの領域から離れ過ぎてる……あ、振りかぶらないで、怖い怖いっ!あああっぁーーーー!!」

ともき「何もしてないのに騒ぐな!!」

悠「でへっ♪」
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