ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/25/夜)ー

悠「喰らえ!金の亡者!!」

バチン!!
拳二「っ……痛ってぇぇなぁゴラァっ!!」

悠「家賃は払ったぞ」

拳二「払い方ってのがあるだろ!!」

悠「うるせぇー!」

拳二「あああぁぁん!!」

ともき「今日はいつにも増して荒れてるな」

優日「六月も末だからね」

ともき「関係あるのか?」

優日「……」

ともき「ないんだな」

悠「このやろーが!」

拳二「なんだゴラぁー!!」

優日「やっぱり六月末だからだね」

ともき「まだいうか?!」

悠「呼んだか?」

ともき「全然呼んでない」

悠「なんだ、そうか……ごっめーん、お待たせー」

拳二「ああ、いいぞ。気にするな」

悠「このやろー!」

拳二「ああぁん?!」

ともき「いや、なんでもっかい初めた?今普通にしてたよな」

優日「六月まっ」

ともき「それももういいよ。しつこい」

優日「10回までは大目に見てよ」

ともき「それもう大目っていうか多めだよ」

悠「ないわぁー……」

ともき「普段さんざんくだらない事いってる奴にそういう事いわれると殺意が沸くな」

悠「でへべろっ」

ともき「……」

ガゴッ!!
悠「だーかーらー……ガラスの灰皿でぶつのはやめろって、サスペンスドラマの凶器だぞコレ」

碧「それ、氷で作った皿だ」

優日「わぁーこれいいなぁ。冷やし中華いっぱいのせたい」

悠「余計なもん作ってると豚の血ぶっかけるぞ!!」

碧「どこのデスメタルバンドだ!!きしょくの悪い!!」

拳二「俺ぁの時にゃ動物の内臓ぶちまけるようなバンドも居たぞ」

ともき「うわぁ悪趣味……」

優日「勿体ないね。もつ鍋できるのに」

ともき「さっきからなんかズレてるぞ」

優日「矢部謙三じゃないよ?」

ともき「誰だよ!」

悠「ちょっと頑張れば白濁のネバネバした液もぶっかけられるけど」

碧「粗末なもんぶっ潰されたくなかったら口閉じてろ」

悠「お口チャックノリス。ズボンのチャックオープン」

ともき「開くな開くな」

悠「だって粗末なもんて言われたんだぞ!!普通に怒るだろ!おれのは人並みだ!!」

ともき「いや、人並みではない」

拳二「真珠入れたらどうだ」

悠「ふざけんなボケ。もうひとつオマケにボケ!」

拳二「ああん?」

ともき「また始まったよ」

優日「ちなみに人並みってどのサイズからなの?」

ともき「いや、知らんけど……。」

優日「ま、頑張れ」

ともき「おい今の励ましはなんだ。」

優日「あはは」
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