ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7
ーラスタ・ラヴ(6/19/夜)ー
悠「いゃぁ……いーぃ雨だな。ザザ降り」
ともき「台風がまた出来てて今度は直撃ラインだもんな」
悠「テンションあげあげだべ」
ともき「あがらねぇよ」
悠「あがりますぅっー」
紅「そういえばさ、なんで梅雨の時期に結婚式ってもりあがるんだ?」
悠「6月の月名の「JUNE」と、ローマ神話で結婚をつかさどる女神「JUNO」に由来してて、6月は結婚や女性の権利を守護する「JUNO」の月。この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろうってノリだな」
ともき「相変わらず妙なこと知ってるな」
悠「これは妙なことじゃないだろ。キャバでわりと受けるんだぞ?」
ともき「いかねーし」
紅「俺も行ったことないわ」
悠「おれだって個人ではねぇよ。拳二に無理矢理連れてかれる。」
澪「でも、楽しんでると」
悠「行ったら楽しまないと損だろ?っか、こういう話しだって本当は拳二がなんかトークネタを考えろっていうから教えてやったのに……」
ともき「駄目だったのか?」
悠「アイツの脳ミソだと覚えきれなかったんだよ。っで、結局おれが代弁」
紅「でもさ、それって意味なくないか?」
碧「結局話してる奴が好感上がるだろ。」
悠「うん」
ともき「とても残念な結末だな」
悠「ホントにな……まぁ、金払ってるのは拳二だしアイツも上客としてはモテてるんだぞ」
紅「やめてあげてくれ。なんか可哀想になってくる」
悠「いや、そうでもないだろ。キャバやホストはお金を払ってチヤホヤしてもらう場所なんだし。いうなればビジネス友達みたいな」
碧「世知辛いな……。」
悠「あー、世知辛いと言えば……話しは戻るんだがジューンブライドが日本で有名になった理由も聞いとく?」
ともき「さっきのじゃないのか?」
悠「あれはヨーロッパの話しだ。ヨーロッパは
6月は気候がいいし結婚式も盛り上がる。けど、日本は当然梅雨真っ只中だ。雨が続き、湿気も多く、蒸し暑さを感じる時期。昔の日本、まだジューンブライドなんて言葉が知られていなかった。全国のホテルでも梅雨時期である6月の挙式を避けるカップルが多く、式場はどこも閑散としたもの。」
紅「悠の店と同じか」
悠「やかぁーしゃーわっゴラァ!!」
ともき「落ち着けよ……。」
悠「んんっ、とまぁ当時は空調設備の能力も低くいし、除湿も十分じゃない。困ったホテルの支配人たち。梅雨時期の落ちる一方の売り上げをどうにかしたいと考え、ヨーロッパの言い伝えに目をつけた。「ジューンブライドってあるんですよ」、「6月の花嫁は幸せになれるんですよ」と宣伝をし始める……。そして、そのロマンティックな言い伝えに共感する人々へ普及していったってわけだ……」
紅「つまり……ホテルの陰謀?」
悠「そうだな。けど、実際ヨーロッパにはそういう女神の言い伝えがあるしウソってわけでもない。アイディアの勝利だな」
ともき「なるほどな」
悠「まぁおれは六月と言えば紫陽花だけどな。」
碧「まるで関係ない話題だな」
悠「紫陽花からの向日葵。考えただけでわくわくする」
ともき「わくわく……なんか違わないか?」
悠「そうかな?」
紅「食えないし」
悠「野菜は野菜!花は花ですっ!」
紅「そうか」
悠「わぁ、興味なしだよ。」
紅「いやいや、姉貴は花好きだぞ」
悠「へー、どっちの?」
紅「妃姉の方、帝姉は知っての通り小さいものが好きだな」
悠「よし、今度両方持ってく」
ともき「小さいものってなんだよ」
悠「白巳と真桜」
ともき「コラコラコラ」
悠「いゃぁ……いーぃ雨だな。ザザ降り」
ともき「台風がまた出来てて今度は直撃ラインだもんな」
悠「テンションあげあげだべ」
ともき「あがらねぇよ」
悠「あがりますぅっー」
紅「そういえばさ、なんで梅雨の時期に結婚式ってもりあがるんだ?」
悠「6月の月名の「JUNE」と、ローマ神話で結婚をつかさどる女神「JUNO」に由来してて、6月は結婚や女性の権利を守護する「JUNO」の月。この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろうってノリだな」
ともき「相変わらず妙なこと知ってるな」
悠「これは妙なことじゃないだろ。キャバでわりと受けるんだぞ?」
ともき「いかねーし」
紅「俺も行ったことないわ」
悠「おれだって個人ではねぇよ。拳二に無理矢理連れてかれる。」
澪「でも、楽しんでると」
悠「行ったら楽しまないと損だろ?っか、こういう話しだって本当は拳二がなんかトークネタを考えろっていうから教えてやったのに……」
ともき「駄目だったのか?」
悠「アイツの脳ミソだと覚えきれなかったんだよ。っで、結局おれが代弁」
紅「でもさ、それって意味なくないか?」
碧「結局話してる奴が好感上がるだろ。」
悠「うん」
ともき「とても残念な結末だな」
悠「ホントにな……まぁ、金払ってるのは拳二だしアイツも上客としてはモテてるんだぞ」
紅「やめてあげてくれ。なんか可哀想になってくる」
悠「いや、そうでもないだろ。キャバやホストはお金を払ってチヤホヤしてもらう場所なんだし。いうなればビジネス友達みたいな」
碧「世知辛いな……。」
悠「あー、世知辛いと言えば……話しは戻るんだがジューンブライドが日本で有名になった理由も聞いとく?」
ともき「さっきのじゃないのか?」
悠「あれはヨーロッパの話しだ。ヨーロッパは
6月は気候がいいし結婚式も盛り上がる。けど、日本は当然梅雨真っ只中だ。雨が続き、湿気も多く、蒸し暑さを感じる時期。昔の日本、まだジューンブライドなんて言葉が知られていなかった。全国のホテルでも梅雨時期である6月の挙式を避けるカップルが多く、式場はどこも閑散としたもの。」
紅「悠の店と同じか」
悠「やかぁーしゃーわっゴラァ!!」
ともき「落ち着けよ……。」
悠「んんっ、とまぁ当時は空調設備の能力も低くいし、除湿も十分じゃない。困ったホテルの支配人たち。梅雨時期の落ちる一方の売り上げをどうにかしたいと考え、ヨーロッパの言い伝えに目をつけた。「ジューンブライドってあるんですよ」、「6月の花嫁は幸せになれるんですよ」と宣伝をし始める……。そして、そのロマンティックな言い伝えに共感する人々へ普及していったってわけだ……」
紅「つまり……ホテルの陰謀?」
悠「そうだな。けど、実際ヨーロッパにはそういう女神の言い伝えがあるしウソってわけでもない。アイディアの勝利だな」
ともき「なるほどな」
悠「まぁおれは六月と言えば紫陽花だけどな。」
碧「まるで関係ない話題だな」
悠「紫陽花からの向日葵。考えただけでわくわくする」
ともき「わくわく……なんか違わないか?」
悠「そうかな?」
紅「食えないし」
悠「野菜は野菜!花は花ですっ!」
紅「そうか」
悠「わぁ、興味なしだよ。」
紅「いやいや、姉貴は花好きだぞ」
悠「へー、どっちの?」
紅「妃姉の方、帝姉は知っての通り小さいものが好きだな」
悠「よし、今度両方持ってく」
ともき「小さいものってなんだよ」
悠「白巳と真桜」
ともき「コラコラコラ」