ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2

ーラスタ・ラヴー

梓「…来ないな。」

ともき「少し遅れるってメール来てから、はや一時間か」

美喜「ツッコミ係は揃ったのにね。」

澪「あの、俺らは一纏めにツッコミ役なんすか?」

美喜「えへ。」

悠「おじゃまぁ~。」

六花「ちわ~」

美喜「いらっしゃい、今日は海ちゃんじゃ無いのね。」

悠「あぁ、それと今日は確りとゲストを呼んだぜ」

澪「ゲスト?」

柳「ほっほほ。失礼しますぞ。」

ともき「柳さん?」

柳「なにやら鬱の話が聞きたいと言うことで馳せ参じたわけじゃ。」

悠「俺よりちゃんとした知識があるし、なにより…」

梓「なにより?」

悠「俺がボケられる。」

澪「おいおぃ…」

柳「ほっほほ。まぁ、Jr.は素でボケてますがな。さて、じゃあ鬱の人に一番やってはいけないことは何かわかりますかな?」

悠「あれ、俺、今サラッと酷いこと言われた?」

六花「はいはーい。わかりまーす。もちろん背負い投げですよねー?」

ともき「それは相手が誰でもダメだろ!っかその常識から説明しなきゃダメなのか!」

六花「じゃあ、巴投げ?」

梓「投げ方の問題じゃない!」

柳「ほっほほ。正解は励ますことです」

悠「励ますのが正解か。よし、鬱の奴がいたら励ましてあげよう。」

澪「いや、励ますのが正解だから励ますのが間違い…ってややこしいわ!」

美喜「具体的にはどんな風な励ましがダメなんです?」

柳「ガンバレ、やるしかない、チャレンジしろ……ありたいていの言葉じゃが。こいいうセリフは逆に相手の精神を追い込んでしまうんじゃ。」

悠「じゃあ、こんな風に言い替えたらどうだ?」

ガングロ!
ギャルしかいない!
チェンジしろ!

澪「言い替えるな!」

ともき「ていうかこの言葉の使いどきがわからないよ!」

六花「キャバクラで失敗したときだね。」

梓「限られすぎだろ…」

柳「ちなみに、そこの元気なお嬢さんの周りに鬱の人はいますかな?」

六花「鬱の人…」

~~

?「俺様は…鬱だぁー!」
?「すっごい鬱病だぜぇ!」

~~

六花「……私の周りにはいないですね。」

梓「今なにを想像した?!」

ともき「そこまで全力で主張する鬱の人なんかいないての…」

柳「鬱というのはそこまで分かりやすく出るわけではないのです。さらに仮面うつ病と言うものもありますじゃ。」

悠「か、仮面うつ病…!?」

~~

SM嬢「最近鞭を振るいたくなくなって……」

~~

澪「そういう一定の職業のかた限定の病気じゃないだろ。」

柳「ほっほほ。Jr.が普段出入している店がかいま見えますのう。」

悠「いや~SMは興味ないな。」
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