ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/15/夜)ー

悠「ふぁあぁぁぁぁぁぁ……はぁー……。」

六花「眠そうだね」

悠「な、なんで分かった」

ともき「それだけ盛大なあくびしてたら誰だってわかるだろ」

悠「マジンガー」

ともき「……」

六花「寝不足なのは……いつもだね」

悠「いつもって事じゃない、今回はホントにたまたまだ」

ともき「でも、どうせくだらないことで夜更かししたんだろ」

悠「くだらなくなんてないぞ。ずーっとずーっと、アイテム採取してた」

ともき「くっだらねぇ……」

六花「暇なんだね」

悠「なんで、古いダンジョンRPGってあんな中毒性半端ないんだろうな。バグも多いし……楽しくて仕方ない」

ともき「楽しいんだな」

悠「楽しいよ。兎に斬首されて即死とか」

ともき「どんなゲームだよ」

悠「あの手のゲームって猫とか蛙とか鼠とか……小動物が異常に凶悪なモンスターとしてでるから怖い。余裕余裕と思ってたら首かっ切られ即死、あらゆる状態異常にされて全滅。」

ともき「そこまで難易度高いRPGしないから同意を求められても困る」

六花「あたしはそもそもゲームしないし」

悠「難易度は別に下げられるんだぞ。ただ、それでも理不尽なことが多いだけ」

ともき「なんだそりゃ」

悠「そうだな……ドラクエで言うザキ、即死呪文が本当に恐怖の呪文と化す。序盤からそういう奴が出てくるときは出てくるし、出ないときは一切出ない的な」

ともき「運とかそういうレベルか?」

悠「根気とリアルラックが重要。ある意味、超運ゲー」

ともき「……」

六花「そんなのクリアできるのー?」

悠「馬鹿ほどレベル上げたり、馬鹿ほどパブスキとアクスキつぎ込むとかするんだよ」

ともき「なんだそれ」

悠「パッシブスキルとアクティブスキル。分かりやすくいうと自動発動と任意発動のスキルだ。ようするに着けてたら自動的に能力が上がる系のスキルを詰め込んで、ステータスアップ系のスキルを何重にも重ねがけして戦うんだよ。まぁ、気をつけないと補助効果打ち消しとかでぱぁーになるときもあるけどな」

ともき「ふーん」

六花「へー」

悠「まるっきり興味なしだな」

ともき「濃すぎるんだよ」

悠「ラーメンはあっさり醤油が好きなんだ」

ともき「好きだけど、誰がラーメンの話しなんかした」

六花「あっ、ラーメン食べたい」

悠「おれも」

ともき「お前らの頭はトコロテンか!」

悠「プリンだよ」

ともき「皺ひとつねぇな」

六花「頭からっぽの方が夢詰め込める~!」

ともき「それでいいならいいけどさ。」

悠「ラーメン食いく?」

六花「ごちになりまーす」

悠「やかましいわ」

六花「歳上でしょー、ごちそうしちゃいなよー」

悠「だってさ」

ともき「俺に振るなよ……。」

六花「奢ってくれたら……サービスするよ?」

悠「なに?太ももで顔挟んでくれるのか?」

ともき「そのまま首折られてしまえ」

六花「今度水菓子一本サービス」

悠「価格の差がありすぎだろ。せめて太もも撫でさせろよ」

ともき「どこまで太ももに執着してんだよ」

悠「リッカは……太ももだろ」

六花「足でなくふとももなの?」

悠「「足」ってなると稲葉だな」

ともき「パーツフェチか」

悠「アイアム髪フェチ」

ともき「聞いた俺が馬鹿だったよ」
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