ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/12/夜)ー

ともき「あっついな…」

悠「暑い三回くらい今日はクラっと来た」

ともき「せめて帽子かぶって外出ろよ。子供じゃないんだから」

悠「帽子かぶって……?」

優日「しゅぅ~……」

鈴猫「大丈夫?」

ともき「あっちはいいから。あっちはあっちで間違ってるから帽子の使用方法を」

優日「あっい……」

悠「今年は七月、八月が本当に怖いな」

金剛「ほんとになぁ」

拳二「まったくだぜ」

悠「ごめん、暑苦しいから向こうの端にいっててくれないかな」

拳二「嫌だ。お前に付きまとってやる。かっかっか」

悠「なんだこの性質の悪いゴリラ」

拳二「かっかっか、いいからビール飲もうぜビール」

ともき「ご機嫌ですね」

拳二「おお、分かるか。ちょっと……」

悠「聞かん方が良いぞ絶対に」

拳二「新しい事業が……」

ともき「あぁ、やっぱりいいです。」

拳二「んだよ……」

悠「ヤクザもんの事業なんて聞きたくないだろ」

拳二「あ゛?」

悠「あー?」

金剛「お前ら暑苦しいからガン飛ばしあうなよ」

悠「うるせータンクトップ!」

金剛「そうだけど…。いつもだろ」

悠「大胸筋!」

金剛「どう反応したらいいんだよ……胸筋でも動かすか?」

びくん!びくん!

悠「おーぅ、muscle!」

ともき「暑苦しい……。」

悠「おれもいってて後悔した」

拳二「待て待て、胸筋だったら動かせれるぞ」

悠「やめろ、お前はホントに脱ぐな。目の毒だから」

拳二「なんでだ!!」

悠「毛が濃い」

金剛「俺も薄くはないけどな。濃いっていうか硬い?」

悠「ゴリラとは違うからよし」

優日「あっつい!!」

ともき「そっちは帽子脱げ!!」

優日「酷いセクハラだ」

ともき「してねぇよ!」

悠「じやあ、パンツ脱げ」

優日「……涼しいかな」

ともき「今のこそがセクハラだろ!!」

悠「言い値で買おう」

優日「じゃあ……10万」

悠「十万か…。」

ともき「おい、バカ二人そこまでにしとけよ」

鈴猫「ホントだよ……もぅ。」

優日「鈴猫さんのなら二十万いける」

鈴猫「ぶっ///」

悠「よし、二人とも買った」

ともき「ほんとに黙れ」

拳二「コイツのがヤクザより腐ってる時あるよな」

金剛「ブルセラってヤクザは噛んでるのか?」

拳二「噛むかよ。そんなもんより風俗のが稼げる出せろ……ちなみに今の世の中はヤクザより闇金のが厄介だけどな」

金剛「そうなのか」

拳二「ああ、もし10人の人間がどこかに金を借りてるとするだろ。その五割六割は闇金だ。きちんとしてる風でも金利計算してみろまず暴利だからな。昔は十日で一割、いわゆるトイチなんてのが暴利って言われてたが逆だぜいまどきトイチなんて良心的な闇金はねぇ」

金剛「怖ぇ世の中だな」

拳二「全くだぜ」
61/100ページ
スキ