ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/9/夜)ー

悠「んー……はぁー……腹筋が痛い」

ともき「笑いすぎたのか」

悠「腹筋崩壊!ちがくて……ゆえと最初は腹筋し合ってたんだけど、最終的にスパーリングになって腹パンされたの」

ともき「腹パンしちゃったのか?」

ゆえ「しちゃったの……」

悠「まぁ、モツは吹きださなかったし良しとしよう」

ともき「吹きだしてたら病院いきだろ」

ゆえ「のみこめばあるいは……」

ともき「無理無理」

悠「まぁ、吐き出す前に破裂するだろうけどな」

ゆえ「しんせんなもつ……」

ともき「怖ぇよ!」

ゆえ「てへ……」

碧「スパーって無手だけか?武器は?」

悠「あー……ゆえには武器は触らせたくないんだ」

澪「どうして?」

悠「武器に関わるとろくなことがない。「自らすすんで」でも「強制的に」でもたった一度触れると、呪われ、巨大な歯車の一枚の歯になってしまう。そんなイメージがある。それにごく最近……武器持ちのひとりが痛い目あってるからな。それにしても、大分手加減できるようになって来たもんなー」

ゆえ「なー……」

ともき「……そういえばゆうなと白巳ちゃんは?」

悠「今日は自宅待機してる。雨降ってるし」

ゆえ「ほわいとすねいくかぜひかしちゃだめ……」

ともき「なるほどな……だから、お前ら濡れてるんだな」

悠「雨で傘をさすなんてとんでもない」

ともき「売れないアイテムみたいな言い方すんな」

ゆえ「かぜにゆれるまんと……」

悠「ポンチョだろ」

ゆえ「あっというまにすなぼうず……」

悠「イエーイ」

ゆえ「いえーい……」

ともき「とりあえずタオル二つ」

澪「カーペット濡らされるのは困るんだけどな」

悠「カーペットはダメージを与えれば与えるほどいいんだぞ」

碧「ジーンズじゃないんだからな」

ともき「はい、タオル」

ゆえ「はい、たおる……」

悠「はーい、タオルいただきましたー。って、自分で拭きなさい」

ゆえ「わしわししていい……?」

悠「おっけー、おれが拭く。そんな髪を傷めるやり方はお父さん許しませんからね」

ともき「キューティクル優先するなら雨を浴びるなよ」

悠「それはそれ」

ゆえ「これきこれ……」

悠「イエーイ」

ゆえ「いえーい……」

ともき「コイツらは……」

悠「しかし、いい感じに伸びてきたな……そろそろ色々とヘアチェンジ出来るぞコレ。」

ゆえ「へあちぇんじ……?」

悠「結わえたり編んだりだ。短くしたいならカットしてもいいけど……なにかしたい髪型あるか?」

ゆえ「けだま……?」

ともき「毛玉ってどんな髪型だよ」

悠「ゆうなの髪型だろ。あれ、実は着脱式で投げつけれるんだぞ」

ともき「真顔で嘘言ってんじゃねーよ」

ゆえ「おねーちゃんぱねぇ……」

ともき「ほら、信じちゃってる。」

悠「純粋ないい娘だろ。ああ、可愛い、もの凄く可愛い」

ともき「うっさいぞモンスターペアレント。」

悠「なんでやねん!」
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