ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(6/3/夜)ー

王「やっほ」

悠「ちぇ……どもっ」

ともき「踏みとどまった。」

碧「けど、「ちぇ」っでとまったら舌打ちしたみたいだぞ」

崇「なにうろちょろしてる」

王「んー、ちょーっと時間あまったから来たんだワン」

崇「このあたりで妙なことをしてるんじゃないだろうな」

王「ちがうよーん。ただの食事だよーん」

悠「あのさ、おれ挟んで話すのやめて。胃が潰れそうになるから」

碧「潰れちまえ」

悠「チワワはだっーてろ」

碧「しまいにゃ犬かコラぁぁぁ!!」

澪「やめとけって……相手にするだけ無駄だろ」

王「チワワいいねー。チワワ飼いたいなぁー。ウルたんにお願いしょーかなん。」

悠「ブルドック飼ってただろ」

王「飼ってるよぉん。犬っていいよね~」

悠「おれは猫派ですけどね」

王「猫もいいねん。」

漆原「王さん……いい加減いきますよ」

王「はいはーい、ねっ、ウルたん、ウルたん。チワワ買って帰るから。そのつもりでヨロ」

漆原「はぁ……分かりましたよ。」

悠「……ウルたん苦労してるんだろうな」

崇「だろうな。あの男のしたに着くなんて余程のもんだ」

悠「……お前だって人のことは言えんだろ」

崇「俺は苦労をかけてるつもりはないが……どうだ、本郷?」

本郷「ふっ……。」

ともき「めちゃくちゃ綺麗に一礼してる」

悠「……うん、聞いたおれが間違いだったな」

崇「くくっ。お前もこういう男を下につけておくといいぞ」

悠「無理ゲー。おれはお前ほど慕われる人間じゃないし」

碧「確かにな」

悠「ピグミーマーモセットが……」

碧「誰が世界最小の猿だ!」

ともき「前から思ってたけど……よく全部何に比較されてるのかわかるなぁ」

崇「……それにしても、王がうろうろしているのは気になるな」

悠「ただの食事っていってたぢゃん」

崇「……そう思うか?」

悠「聞きたくないし、あの男には深入りしたくナッシング」

崇「………………まぁ、問題が起こればお前の出番になるだけだしな」

悠「ヤクザ関係の仕事を持ちこむなってーの」

崇「ふふっふふふ。」

悠「笑ってんなよなぁ……」

ともき「こーゆーところで普段のしっぺ返しが来てる訳だな」

悠「それも意味が分からないな。普段から高名な僧のような行いを続けてるおれがしっぺ返し喰らう理由がない」

ともき「嘘つきなだけで何百回も舌を抜かれるだろうな」

悠「ばんなそかな」

崇「一応探りを入れておくか……」

悠「おいおい、ほっとけって関わるとロクなこと無いぞ。絶対に」

崇「だからといってこの辺りでシノギをされると迷惑だ。本郷、適当なやつに探りをいれさせろ」

本郷「ふっ」

悠「あーぁ、おれは関係ないからな」

崇「あぁ、お前の出番は最後の最後だ」

悠「数に入れるな!」
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