ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(5/30/夜)ー

悠「糖分が欲しい」

ともき「砂糖水ひとつ」

碧「はい、砂糖水どうぞ」

悠「わしゃカブトムシか」

ともき「糖分が欲しいっていっただろ」

悠「だからって砂糖水て……風邪ひき坊やじゃないんだから」

澪「風邪ひいたら砂糖水飲むのか?」

悠「おれは昔は砂糖水飲んでたらしい。体調悪い時固形物食うと全部ゲボってたから」

ともき「病気してたのか?」

悠「幼少期はおれだって身体は弱かったさ。今では風邪のかの字もかからないが」

ともき「死ななくなったしな」

澪「どの辺りから人間やめたんだ?」

悠「言いたい放題いってんなよ。ごくごくっ」

ともき「飲んだよ砂糖水……」

悠「あっま……」

澪「そりゃそうだろ」

悠「今、あまーいぞ」

ともき「食虫植物みたいだな」

悠「むはぁーむはぁー」

ともき「息を撒き散らすな」

悠「甘い息だから眠っていいぞ」

ともき「覚めなくなりそうで怖いな」

悠「いちいちあげ足とるよな」

ともき「無視したら怒るんだろ?」

悠「は?当然だろ」

ともき「ねこいらずとかホウ酸とか溶かしてコイツに出してくれないか」

悠「それもう隠そうとしてないよね。やる気満々」

紅「うーす」

悠「なんか甘いもんもってないか?」

紅「砂糖水ひとつ」

碧「はい、砂糖水入りましたー」

悠「なんでだよ!二杯目だよ!」

紅「カブトムシみたいだな」

悠「その件(くだり)もやり終えたよ!胃の中が糖水でタポタポだよ」

ともき「なら、飲まなきゃいいのに」

悠「ですよねー」

紅「~~!!」

悠「爆笑してるけど、マジでなんか甘いもの持ってないか?糖分が……」

ともき「まだ必要なのか?」

悠「いや……なんか、胸やけしてきた」

紅「はぁー……ふぃー……禅でも砂糖水なんて飲まないぞ」

悠「お前らがやらせたんだろ!」

ともき「飲んだのはお前だろ。そこまで強制してないし」

悠「いや、なんか、条件反射?」

ともき「ありえねーよ」

紅「スティックシュガー飲めばどうだ?」

悠「三本でトリップするよ」

碧「鼻から」

悠「そういう薬じゃない」

ともき「ザラメでいっとくか?」

悠「んー……じゃりじゃり」

紅「それで満足したか?」

悠「満足はしてないが……甘いものは良いや、本当に胸やけしてきた。今度は塩気が欲しい」

ともき「塩水か」

悠「気持ち悪くなるし飲めるか!!」

紅「……ショーユ?」

悠「味の問題でない上、醤油なんか飲んでみろ血圧上がって本気で死ぬぞ」

澪「砂糖水の飲み過ぎでも血糖値は跳ねあがる気がするんだが……」
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