ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(5/28/夜)ー

亮「ぬるい…」

悠「あー?」

亮「こんなぬるい気温だとなんか気持ち悪くないか?」

悠「あー……じゃあ、ドテラとか着たらどうだ?暑くてたまらなくなるぞ」

亮「なんでそんな地獄を味合わないといけない」

悠「ぬるいっていったから」

亮「悠っておれのこと嫌いだっけ?」

悠「なかなか好きだが」

亮「なかなかってなんだ…」

悠「なかなかはなかなかだ」

亮「……実は話半分も聞いてないだろ」

悠「……バレてたか」

亮「はいはい、本読んでる時に話しかけた俺が悪かったですよ」

悠「そんなにムクれるなよ。袋とじ開けたら見せてやるから」

亮「なに読んでんだ?」

悠「心霊写真大特集。心霊スポットで写っちゃった?!おぞましい悪霊たち!!」

亮「みたくねぇよ!!」

悠「禁断の無修正」

澪「心霊写真の無修正ってなんだ」

悠「なんと写ってる人らに目線が入ってない」

碧「心霊はどうなった!!」

悠「でも、これ……ほっとんど作りもんだぞ。」

亮「そうなのか?こっちの男の顔とかめっちゃ怖いけど」

悠「あ、それは本物」

亮「うぉぃっ!っていうか本物かよ!?」

ともき「ちーす。」

金剛「おうす」

亮「あ、二人とも……」

悠「ちょっうど良かった一緒に見ないか無修正写真」

金剛「なんだ、最近は雑誌までそんなモン読みだしたのかお前」

亮「心霊写真の無修正だけどな」

金剛「あ、やべっ、店の手伝いがあったんだ帰るわ」

ともき「え、あれ……」

悠「なんだよ。来てすぐ帰りやがって」

碧「……怖かったんじゃないのか?」

悠「面白い冗談だな。あの巨人いや巨神兵がお化けが怖いってぷぷぷっー」

碧「ぶん殴りたい……前歯が唇貫通するまでぶん殴りたい……」

悠「碧ちゃんになら……殴られてもいいよっ、てへ///」

碧「ひっ……」

悠「ホントにイジリがいがある」

澪「舐められてるぞ」

碧「アイツと相性悪い……気持ち悪い」

澪「だってさ」

悠「イヤよイヤよも好きの内だ」

碧「歪んだポジティー野郎め……」

ともき「それにしてもなんか胡散臭い雑誌だな」

亮「だよな……でも、悠がいうにはこれは本物らしいぞ」

ともき「ふーん……ちなみに根拠は?」

悠「雰囲気」

ともき「適当言ってるだけみたいだから当てにしない方が良い」

亮「だな……。」

悠「本物と思ったソレが本物なんだよ」

ともき「色々間違った解釈だぞそれ」

悠「ただ、おれが気になった記事はコレなんだ。河童の皿を川底で発見」

ともき「胡散くせぇ……」

悠「何をおいて河童の皿と断定したのか、そして現物の写真を掲載してない部分に胡散臭さを感じるだろぉ~」

亮「なんでテンション上がってんだろうな……」

ともき「なんかツボだったんだろ。コイツの存在が奇奇怪怪だし」
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