ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(5/18/夜)ー

悠「のどかだなー」

ともき「いやそれはおかしいだろ」

悠「へいわだなーのが良かったか?」

ともき「……平和なのは違いないが、平和じゃないときってなんだよ」

悠「目のまえにメテオが落ちて来た時とか」

ともき「ねぇよ」

悠「目には見えない生物に温度を喰われたりとか」

ともき「ねぇっての」

悠「THEWORLD!!時よとまれーーーーっ!!」

ともき「うっせーよ!!」

碧「ああいうのがいるから世界は平和にならないのかもな」

澪「日本の恥部」

悠「聞こえてんぞー!誰が世界のエロスだ」

碧「耳の穴に大鋸屑でもつまってんのか?」

悠「脳ミソ大鋸屑っていわれたことはある」

ともき「余計悪いだろソレ」

悠「どう思う?」

崇「……」

悠「どうしようなんかこっちに振り向いてもくれなかった」

ともき「多分見えてないんだよ」

悠「あー……そういえば真桜もそうだったな」

ともき「なにが?」

悠「真桜が半目を閉じてることが多いのは自分の見たくないものを見ないためなんだぞ」

ともき「すっごい便利な目してるな」

悠「ちなみに稲葉は都合のいいことは聞いて、都合の悪いことは聞かないような耳してるらしい」

碧「どいつもこいつも……」

悠「まぁ、おれはあるがままを受け入れてるけどな」

ともき「明らかにフィルターかかってんだろ」

悠「蜘蛛の巣張ってるだけだよ」

ともき「耳からホース突っ込んでアルコール洗浄しろ」

悠「アルコールはお口からいただきたい」

碧「治療用のエタノールあったよな」

澪「工業用のアルコールもあるぞ」

悠「そんなん飲んでもジャッキーチェンにはなれないよ?」

ともき「お前ならできるよ」

悠「別に酒を入れなくても酔拳はできるぞ。演武程度のレベルので良ければ。摩耶なら実戦投入レベルの物を見せてくれるけど」

ともき「酔拳って本当にあるのか」

悠「当然。もともと静止状態からより揺れてる相手の方が捉えにくいからな。」

ともき「あ、でも悠は天然の酔拳つかってるよな」

悠「あー?」

ともき「なんかもう人生に酔ってるだろ」

澪「上手い」

悠「人生に酔ってるんじゃなく迷ってんだよ。迷走中してるんだよ」

碧「逃走中みたくいうなよ」

悠「てへべろー」

碧「殺意が沸いた」

悠「このくらいで腹立ててたらおれと一時間ワンツーマンで居ると血管切れるぞ」

ともき「自分で言うなよ」

悠「べろーん」

ともき「舐めるな!」

悠「ほどよい塩味……ビールをください」

碧「怖いというか気持ち悪いな」

澪「アレに舐められたらそういう類のお化けにやられたと思わないと負けだぞ」

碧「舐められた時点で負けだろ!!」

悠「……あまがみを御所望ですか?」

碧「そんなこと所望してねぇし!いっぺん病院行け!!」

悠「病院が来い」

ともき「それいったら何でも済むと思うなよ」

悠「……D4C!!」

ともき「はぁ……都合が悪くなるとスタンド名いって済まそうとするのもやめろ」

悠「だが断る!!」

碧「ムカつくくらいドヤ顔してやがる……」
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