ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7
ー三日月(5/17/夜)ー
恵瑠「ありがとうございましたー。」
凛「今日はそろそろ閉めましょうか」
恵瑠「まだ、時間ありますけど?」
凛「けど、もう材料も少なくなってきたから……」
寿「失礼、まだ大丈夫ですかな?」
凛「え、あー……」
寿「二人なんですが……もしかして、もう閉店でしたかな?」
凛「いえ、大丈夫ですが、お出しできる物が少ないのですが……それでもよろしいですか?」
寿「えぇ、結構です。それじゃあ入ろうか」
ミッシェル「はい」
凛「恵瑠ちゃん、暖簾下ろしておいてくれる。」
恵瑠「はーい」
寿「かるくなにかツマミとビールそれと……」
ミッシェル「私もビールで構わない」
寿「じゃあ、ビンでとりあえず二本」
凛「はーい」
恵瑠「ぽそぽそ(アレってカップルでしょうか?随分と歳が離れてるし……もしかして……)」
凛「ぽそぽそ(コォラ、変な詮索はやめなさい)はい、ビールお出しして」
恵瑠「はーい、前から失礼しまーす」
寿「こうして、君と飲むのは久しぶりだね」
ミッシェル「室長を続けて居られたなら……」
寿「私はとっくに現役を引退した身、ふんぞり返って若者を怒鳴りつけてるだけなんて者にはなりたくなかったんだよ」
ミッシェル「現役を引退して警備員になるっていうのもおかしな話ですけどね」
寿「そっちの現役は引退しても、仕事に対する情熱は生涯現役なつもりさ。せめて、ぼっちゃんの結婚式に出席し、子供を見届け、兜馬の後を継いで立派になった時が私の現役終了時だ」
ミッシェル「ありえないだろ」
寿「はっはっは、かもしれないな……ところで、ミッシェル君はどうなんだ?」
ミッシェル「書類仕事よりはマシだがヒマだな。軍に居た方が疲れはしたが充実感があった……というのが本音です」
寿「別に敬語は使わなくていい。立場的には私より君の方が上司だ」
ミッシェル「ソレを鵜呑みにしたらダメなのだろう?社交辞令というやつは」
寿「本来はそうだが私はそういうことを気にしない。それに君もしっかりと敬語をやめているしな」
ミッシェル「私はアナタに教えられてきましたからね」
寿「そうだったな……。だが、私が聞いたことはあまり理解できていないようだな」
ミッシェル「なに?」
寿「どうだと聞いたのは仕事の話で無く結婚についてだ。いい人はいないのか?」
ミッシェル「居ない」
寿「即答だね」
ミッシェル「ちなみにそれはセクハラだ」
寿「むっ……はははっ、そーかーぁ、いやいや、すまんすまん。今のは忘れてくれ」
ミッシェル「別に不快には思っていない。ただ、相手が居ないのも事実だ。」
寿「続けていいのなら、理想の相手はいないのかい?」
ミッシェル「少なくとも私よりは強いが最低条件だな」
寿「それはまた手厳しいな」
ミッシェル「女は守ってもらいたいものだ」
寿「……君をか?」
ミッシェル「今のは完全にセクハラだ」
寿「むむっ、難しいな。娘と同じように話しているんだが……」
ミッシェル「失礼ながらおいくつですか?」
寿「私か?」
ミッシェル「娘さんです」
寿「ぼっちゃんより一つ上だ。私が言うのもアレだがかなりの器量だ。写メみるか?」
ミッシェル「是非」
寿「これだ……この真ん中に居る子だ」
ミッシェル「……率直な感想を述べると似ていませんね。美人な娘さんだが」
寿「そうなんだ……完全に嫁似さ」
恵瑠「ありがとうございましたー。」
凛「今日はそろそろ閉めましょうか」
恵瑠「まだ、時間ありますけど?」
凛「けど、もう材料も少なくなってきたから……」
寿「失礼、まだ大丈夫ですかな?」
凛「え、あー……」
寿「二人なんですが……もしかして、もう閉店でしたかな?」
凛「いえ、大丈夫ですが、お出しできる物が少ないのですが……それでもよろしいですか?」
寿「えぇ、結構です。それじゃあ入ろうか」
ミッシェル「はい」
凛「恵瑠ちゃん、暖簾下ろしておいてくれる。」
恵瑠「はーい」
寿「かるくなにかツマミとビールそれと……」
ミッシェル「私もビールで構わない」
寿「じゃあ、ビンでとりあえず二本」
凛「はーい」
恵瑠「ぽそぽそ(アレってカップルでしょうか?随分と歳が離れてるし……もしかして……)」
凛「ぽそぽそ(コォラ、変な詮索はやめなさい)はい、ビールお出しして」
恵瑠「はーい、前から失礼しまーす」
寿「こうして、君と飲むのは久しぶりだね」
ミッシェル「室長を続けて居られたなら……」
寿「私はとっくに現役を引退した身、ふんぞり返って若者を怒鳴りつけてるだけなんて者にはなりたくなかったんだよ」
ミッシェル「現役を引退して警備員になるっていうのもおかしな話ですけどね」
寿「そっちの現役は引退しても、仕事に対する情熱は生涯現役なつもりさ。せめて、ぼっちゃんの結婚式に出席し、子供を見届け、兜馬の後を継いで立派になった時が私の現役終了時だ」
ミッシェル「ありえないだろ」
寿「はっはっは、かもしれないな……ところで、ミッシェル君はどうなんだ?」
ミッシェル「書類仕事よりはマシだがヒマだな。軍に居た方が疲れはしたが充実感があった……というのが本音です」
寿「別に敬語は使わなくていい。立場的には私より君の方が上司だ」
ミッシェル「ソレを鵜呑みにしたらダメなのだろう?社交辞令というやつは」
寿「本来はそうだが私はそういうことを気にしない。それに君もしっかりと敬語をやめているしな」
ミッシェル「私はアナタに教えられてきましたからね」
寿「そうだったな……。だが、私が聞いたことはあまり理解できていないようだな」
ミッシェル「なに?」
寿「どうだと聞いたのは仕事の話で無く結婚についてだ。いい人はいないのか?」
ミッシェル「居ない」
寿「即答だね」
ミッシェル「ちなみにそれはセクハラだ」
寿「むっ……はははっ、そーかーぁ、いやいや、すまんすまん。今のは忘れてくれ」
ミッシェル「別に不快には思っていない。ただ、相手が居ないのも事実だ。」
寿「続けていいのなら、理想の相手はいないのかい?」
ミッシェル「少なくとも私よりは強いが最低条件だな」
寿「それはまた手厳しいな」
ミッシェル「女は守ってもらいたいものだ」
寿「……君をか?」
ミッシェル「今のは完全にセクハラだ」
寿「むむっ、難しいな。娘と同じように話しているんだが……」
ミッシェル「失礼ながらおいくつですか?」
寿「私か?」
ミッシェル「娘さんです」
寿「ぼっちゃんより一つ上だ。私が言うのもアレだがかなりの器量だ。写メみるか?」
ミッシェル「是非」
寿「これだ……この真ん中に居る子だ」
ミッシェル「……率直な感想を述べると似ていませんね。美人な娘さんだが」
寿「そうなんだ……完全に嫁似さ」