ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(5/15/夜)ー

悠「んぐんぐんぐっ……ぷはーっ暑い!」

ともき「二リットルペットボトルの茶をいっきに飲みほしてるお前の存在が暑苦しい」

悠「爽健のお茶だじょ」

ともき「いや、お茶は爽快でもお前自身が暑苦しい。あと「じょ」てなんだ」

悠「じょ?」

ともき「不都合な記憶を削除してんじゃねーぞ」

悠「スタンド攻撃か……。」

ともき「……」

悠「むーしーはやーめーてー」

拳二「お?なんだ」

悠「お前じゃねーよ。反応すんなよ」

拳二「んだよっ、てか、なんで茶飲んでんだよ」

悠「うるせーな良いだろ」

澪「ウチとしては全然良くないけどな」

悠「気にすんな」

澪「……」

悠「だーかーらーむーしーはーやーめーてぇー」

碧「おい、氷できたぞ」

澪「ん、ごくろうさん。冷凍庫いれといてくれ」

ともき「新しい人か?」

澪「ちょっとした知りあい。氷屋さんだ」

碧「蹴り飛ばすぞ」

悠「氷屋さんうけるー」

碧「……」

悠「アレか?お前らはおれの声だけをシャットアウトするフィルターでも鼓膜についてんのか?」

拳二「かっかっか」

悠「テメーは笑ってんじゃねぇぞ!!」

拳二「あぁ?」

悠「あー?」

碧「暑苦しいな……。いつもこんななのか?」

澪「大体はこんな感じ」

ともき「アレ見てたら暑くなった……レモンスカッシュくれるかな」

澪「どうぞ」

ともき「んっ……なんか、すっごいさわやかだな」

碧「いい氷だからな」

ともき「さすが氷屋さん」

碧「違うってんだろ!!」

拳二「おらぁ!!卍がためだぁーー!」

悠「ぐぇぇ……」

拳二「参ったかコラ!!」

悠「加齢臭がうつるよー……加齢臭がうつるよー」

拳二「小一時間抱きしめてやろうか?」

悠「やーめーろー!レイプだぞコレ!!」

ともき「冷房もっと利かせてくれないか……後ろからいやな熱気が来てる」

澪「碧」

碧「俺は氷造機でもエアコンでもないぞ!!」

ともき「あれ……すこし涼しくなった」

澪「夏は長保するよな」

碧「一回、ちゃんと話ししないか?」

澪「省エネって事で許してくれ」

碧「あのなぁ……」

悠「んんっ……離せっ!!」

拳二「うぉっ!このやろーがぁ!」

悠「それはこっちのセリフじゃボケぇ!!」

ともき「二人もいい加減にしとけよ……」

拳二「いいや、今日という今日は長寿の章ってーのを教えてやる」

ともき「長寿の章……?」

悠「それをいうなら長幼の序じゃボケ!!お前は人に何かを教える前に自分の教養を身につけろ!!」

拳二「知るかーっ!!」

碧「すっごい逆切れだな」

ともき「拳二さんは……まぁ、うん……そういう人なんだよ」
33/100ページ
スキ