ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(5/14/夜)ー

悠「リバーシブルマンって漫画知ってるか?」

崇「……いや、知らん」

ともき「聞く相手間違えてないか」

悠「結構グロくて面白いんだけどな」

ともき「お前の面白いはそこか」

悠「色々あるけどグロとかはわりと大事よ?内臓とかがぐっちゃぐっちゃに裏返ったりする話し」

ともき「良く分からんがその部分だけをピックアップされても全然面白さが伝わらないよな」

悠「感じろ」

ともき「やかましいわ」

崇「そんなにグロいのが見たいのなら王のところにでも行ってきたらどうだ?どのパーツでも見せてくれるだろう」

悠「そんな生レバレベルでいわれても困るんだけど」

崇「肝臓1256万円だそうだ」

ともき「聞こえない、聞こえない、聞かない」

悠「おれも聞きたくなかった」

崇「聞いても呪われるわけもない」

悠「精神的に何かが失われるよ」

ともき「そこではなんでSAN値が減少するっていわなかった?」

悠「……」

ともき「ここぞって時にホントダメだなお前は」

悠「……」

ともき「……」

悠「……心臓はいくらっていってた?」

崇「952万」

ともき「最悪な話しの逸らし方すんな」

悠「おれだって毎回毎回上手いこといえるわけじゃないんですっ!」

崇「上手いこといってる時の方が少ないだろ」

悠「ぐふっ」

ともき「トドメだったな」

悠「そんなことないよな!鈴猫」

鈴猫「え?!ご、ごめんなさい」

ともき「鈴猫さんが謝る必要性は皆無ですよ。なんでもないコイツのたわ言ですから気にしないでください」

鈴猫「は、はぁ……」

六花「蹴っときます?」

鈴猫「なんで?!」

六花「いや、うっとうしいならやっときますよ。代わりに」

鈴猫「リッカちゃん、落ち着いて、全然そんなことしなくていいから」

悠「おうおう、やんのかコラー」

六花「おうおう、やらいでかコラー」

ともき「……あの、どうします?」

崇「やるなら本気でやれ」

ともき「まさか火に油を注いだ?!」

悠「崇なら言いかねないと思ってたくせに」

ともき「まぁ……実はちょっと思ってた」

鈴猫「やーめーなーさーいっ!」

六花「じゃあ、鈴猫さん代わりにどうぞ」

鈴猫「どして?!」

悠「おうおうおう、やんのかーこらー」

ともき「構わないんで思いっきりブチかましてください」

悠「待て、ともきまで止め出さなくなったら本当に無法地帯になるぞ」

ともき「お前が静かにしてれば何も争いは生まれないけどな」

鈴猫「いや、私もなにもしないよ」

悠「じゃあ停戦だな」

鈴猫「停戦もなにも争ってないよね……」

悠「そうだぞともき」

ともき「頼むから口開かないでくれ」

悠「酷いと思わないか?」

鈴猫「あはは……じゃあ、こっちで話す」

悠「臓器の話しの続きか?」

鈴猫「ソレは嫌」
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