ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7
ーラスタ・ラヴ(5/7/夜)ー
拳二「ようす」
悠「……」
拳二「何だコイツ寝てるのか」
ともき「え、寝てるんですか?」
紅「なんか急に静かになったと思ってたら寝てたのか」
拳二「起きてんのか?」
ともき「言われてみれば……グラス持ったまま動いてないな」
紅「よくそのまま寝れるもんだな」
拳二「おーい!」
悠「わっ?!な、なんだ?いまゴリラに吼えられなかったか?!」
ともき「ホントに寝てたのか分かりにくい反応だな……」
拳二「誰がゴリラだボケ」
悠「けん……ゴリラ?」
拳二「なんで、正解を言い直してんだゴラ!!」
悠「あれ、おれ寝てた?」
ともき「記憶が飛んでるなら寝てたんだろ」
悠「キングクリムゾンに攻撃されたのかもしれない」
ともき「なんでより可能性が低いことを考える?」
拳二「それよか、お前さ知ってるか?」
悠「知らない」
拳二「……」
悠「……」
ともき「せめて会話はしてください。黙って睨みあわないでください」
紅「面白そうだからやらしとこーぜ」
拳二「……あのな、蒼天塔に連続六連勝の男がいるそうだぜ」
悠「きょーみなし。あそこと関わるとおれは良くない。あそこはおれにとっての鬼門だ。頼むから話をしないでくれ」
紅「あはは、いいことないもんなー」
悠「笑いごっちゃねぇぜお前……。」
ともき「六連勝ってそんなに凄いことなんですか?」
拳二「そりゃ、勝った負けたで賭けをしてるからな。連続で全勝ちしてる奴なんかは今までは居なかった。あの……ほら、妙な髪してるボクサーの奴」
紅「トラチー?」
拳二「それだ。寅、アレでも連続じゃなくて出て空けて出てっでの無敗ホルダーだからな。連日連戦てのはちょっとすげぇんだよ」
悠「お前その言い方だと賭けてたんだな」
拳二「まぁな」
紅「出禁くらってなかったんだな」
拳二「いやいや、俺は崇の一件から出禁くらってるよ。部下に入らせてるだけだ」
悠「そのうち指落とすぞ」
拳二「かっかっか、バレなきゃ平気だっての」
悠「えーと、一ノ瀬のおっさんの番号は……」
拳二「やめろよ!」
ともき「しかもそれ、俺の携帯じゃないか!!」
悠「ちょっと携帯持ってなくてな」
ともき「携帯の意味がないっての!」
紅「いくらか儲けたんなら奢ってよおっさん」
拳二「おぅ、いいぜ、何処行くよ?綺麗なお姉ちゃんがいる店か?気持ちよくしてくれる店か?」
悠「両方」
ともき「お前も行く気か」
悠「まぁ、せっかくだから……たまには世話になってやってもいいかなって」
紅「あ、綺麗な姉ちゃんで思い出したんだけど、悠の従姉の姉さん、こっち来てんのか?」
悠「梔姉さんのことか?何の話だ?」
紅「いや、今日さ西口公園で見かけた気がしたんだよな」
悠「ひと違いじゃないのか?おれには何の連絡もきてないし」
紅「そっかな……あんなめちゃくちゃ長い黒髪で着物なんて見間違えないと思ったんだが……」
悠「……気になるな。ちょっと帰るわ。」
ともき「じゃ、俺も帰るとしようかな」
拳二「おいおい、いかねーのかよ」
悠「こっちのが大事なんだよ」
拳二「ようす」
悠「……」
拳二「何だコイツ寝てるのか」
ともき「え、寝てるんですか?」
紅「なんか急に静かになったと思ってたら寝てたのか」
拳二「起きてんのか?」
ともき「言われてみれば……グラス持ったまま動いてないな」
紅「よくそのまま寝れるもんだな」
拳二「おーい!」
悠「わっ?!な、なんだ?いまゴリラに吼えられなかったか?!」
ともき「ホントに寝てたのか分かりにくい反応だな……」
拳二「誰がゴリラだボケ」
悠「けん……ゴリラ?」
拳二「なんで、正解を言い直してんだゴラ!!」
悠「あれ、おれ寝てた?」
ともき「記憶が飛んでるなら寝てたんだろ」
悠「キングクリムゾンに攻撃されたのかもしれない」
ともき「なんでより可能性が低いことを考える?」
拳二「それよか、お前さ知ってるか?」
悠「知らない」
拳二「……」
悠「……」
ともき「せめて会話はしてください。黙って睨みあわないでください」
紅「面白そうだからやらしとこーぜ」
拳二「……あのな、蒼天塔に連続六連勝の男がいるそうだぜ」
悠「きょーみなし。あそこと関わるとおれは良くない。あそこはおれにとっての鬼門だ。頼むから話をしないでくれ」
紅「あはは、いいことないもんなー」
悠「笑いごっちゃねぇぜお前……。」
ともき「六連勝ってそんなに凄いことなんですか?」
拳二「そりゃ、勝った負けたで賭けをしてるからな。連続で全勝ちしてる奴なんかは今までは居なかった。あの……ほら、妙な髪してるボクサーの奴」
紅「トラチー?」
拳二「それだ。寅、アレでも連続じゃなくて出て空けて出てっでの無敗ホルダーだからな。連日連戦てのはちょっとすげぇんだよ」
悠「お前その言い方だと賭けてたんだな」
拳二「まぁな」
紅「出禁くらってなかったんだな」
拳二「いやいや、俺は崇の一件から出禁くらってるよ。部下に入らせてるだけだ」
悠「そのうち指落とすぞ」
拳二「かっかっか、バレなきゃ平気だっての」
悠「えーと、一ノ瀬のおっさんの番号は……」
拳二「やめろよ!」
ともき「しかもそれ、俺の携帯じゃないか!!」
悠「ちょっと携帯持ってなくてな」
ともき「携帯の意味がないっての!」
紅「いくらか儲けたんなら奢ってよおっさん」
拳二「おぅ、いいぜ、何処行くよ?綺麗なお姉ちゃんがいる店か?気持ちよくしてくれる店か?」
悠「両方」
ともき「お前も行く気か」
悠「まぁ、せっかくだから……たまには世話になってやってもいいかなって」
紅「あ、綺麗な姉ちゃんで思い出したんだけど、悠の従姉の姉さん、こっち来てんのか?」
悠「梔姉さんのことか?何の話だ?」
紅「いや、今日さ西口公園で見かけた気がしたんだよな」
悠「ひと違いじゃないのか?おれには何の連絡もきてないし」
紅「そっかな……あんなめちゃくちゃ長い黒髪で着物なんて見間違えないと思ったんだが……」
悠「……気になるな。ちょっと帰るわ。」
ともき「じゃ、俺も帰るとしようかな」
拳二「おいおい、いかねーのかよ」
悠「こっちのが大事なんだよ」