ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(4/30/夜)ー

悠「四月も終わって夏の季節になってくるな」

ともき「嬉しそうだな」

悠「嬉しすぎてもうかき氷機出したよ」

優日「前のりってるね」

鈴猫「いや、それは速すぎないかな」

悠「男が速いのはいただけないか?」

ともき「黙れよ。そして、こっち見んな」

優日「ファーストフードは速さも大事だけどね」

ともき「速い、安い、美味いだな」

悠「固い、太い、逞しい」

ともき「おまえもう帰れば?」

悠「帰ってもいいんだけどなぁ、やることないし」

鈴猫「最近暇なの?」

悠「暇と言えば暇、暇じゃないといえば暇じゃない」

鈴猫「どっち?!」

悠「やらなきゃいけないかもしれない様なこともあるんだがやる気が出ない」

ともき「ただのダラケだろ」

悠「今日出来ることを期限ギリギリまでしないで諦めるのがおれなんだよ!!」

鈴猫「……って、それ全然ダメだよね?!」

悠「後ろ向きに全力疾走しないと見えて来ない世界もある」

ともき「見なくてもいい世界だろ」

悠「明日死ぬと分かっていても覚悟があるから何もしないでいられるんだっ!!」

ともき「覚悟じゃないだろっ!!」

優日「覚悟があるから夜中まで起きてられて、次の日時が加速して起きたら夕方になってるってことだね」

悠「そうだ」

ともき「違うだろ」

悠「なんでもかんでも否定するなよ」

ともき「否定されるようなことしか言わないやつに問題があると言い切っておく」

悠「だってさ」

鈴猫「え、あ、うん……。」

ともき「鈴猫さんに振るなよ。困ってるだろ」

悠「困ってる?」

鈴猫「え、んーと……少し」

悠「全然困ってないバッチ来いゃぁ!!って叫んでるぞ」

ともき「ついには幻聴だけでなく幻覚まで見えだしたか……」

悠「頭の中に毒電波が!電波がぁ!!」

優日「病院行けば入院させてくれるよきっと」

悠「病院嫌い」

ともき「おまえの素に戻る速さが不気味だよ」

悠「メリハリのあるボケとよんでくれ」

ともき「ただのボケだろ。」

悠「今のは悪口か?」

ともき「好きなように取ってくれ」

悠「わかった。……そんなに褒めてくれるなよ」

ともき「いいようにとりやがったなコイツ」

悠「好きなように取れっていったじゃんねー」

鈴猫「そ、そうだねー」

ともき「鈴猫さんも無理してそいつに合わせなくていいですよ」

悠「わかった。」

ともき「おまえが返事してんじゃねーぞ。」

優日「ツッコミが過激だね」

ともき「もはや、ツッコミに殺意込めてるよ」

悠「殺意の波動に目覚めたともき」

ともき「滅殺豪昇龍が撃てたら何百発もブチ込んでやってるよ」

鈴猫「豪鬼……だっけ?」

悠「リュウだよ」
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