ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6
ーラスタ・ラヴ(4/14/夜)ー
拳二「めんどくせーっ……」
悠「んなもん……」
ともき「どうしたんです?大きな声出して」
拳二「おあ?すまねぇ、ちょっと土産の話でな」
ともき「お土産?」
拳二「親戚の所に顔出しにいかなくちゃなくてな。っても、東京在住の親戚だが手ぶられ行くわけにもいかねぇだろ」
悠「なんか、ふだんは親父さんが行ってるらしいんだけど腰を痛めたそうだ。」
拳二「ついでにいうと俺ぁの本職とは関係ない一般の知り合いだから……こう妙な物は渡せねぇだろ」
ともき「は、はぁ」
悠「冷たいものとかでいんじゃね?」
ともき「暖かくなっててきたし悪くないな」
拳二「ちげぇよ。俺ぁらの中で冷たいものは覚せい剤の事だ」
悠「げひゃひゃひゃ」
ともき「最低か……ところで、今までは例えばどんなものを?」
拳二「ずっと「とらや」の羊羹をもっていってたらしいんだが……よく考えたら向こうは高級店の定番ものこそもらいなれてるだろ。だからもっと別に手軽に買えてインパクトのあるいい土産はねぇかなと」
悠「東京ばな奈だろ」
ともき「東京の人間に、東京土産渡してどうする」
悠「じゃあ、聞くが食べたことあるか?」
ともき「買った事はあるけど……自分で食べたことは無いな。」
澪「俺も無いな」
拳二「俺ぁも東京ばな奈はねぇが仙台銘菓の萩の月と似てんだろ。」
悠「萩の月はカスタードクリームとカステラで東京ばな奈はバナナクリームとスポンジケーキだよ」
拳二「いっしょだろ」
悠「ちげぇよボケ。っと、見てみろ東京在住の奴は意外に東京土産のなじみが無い。比較的に新しい菓子だから年配の人には知られてない。なおかつ常温保存可能なスィーツ系。東京土産の中では抜群の安定感だろ」
拳二「そうなのか」
ともき「みたいですね」
悠「東京土産というジャンルは奥が深い。たとえば東京銘菓としてトップクラスの知名度を誇る「銘菓ひよ子」は実は福岡土産の定番が60年代に東京進出したものだから九州方面に土産として持っていくとややこしいことになる」
ともき「へぇ」
悠「まず需要が要冷蔵なのか常温保存なのか、先方の嗜好は甘味系か味系かといったプロファイルありきだが、年配向けでそこそこフォーマルならおれは「亀十」のどらやきか「豆源」の豆菓子あたりに落ち着くことが多い。」
拳二「めんどくくせぇ。全部買ってくか二、三万ありゃあ揃うだろうし」
悠「お、おい、待てよ。おれの話しはまだ……」
拳二「お前のウンチクは長いんだよ。もーちょっと時間があるときにきいてやらぁ」
悠「なっ……」
ともき「……まぁ、そんな時もあるって」
悠「シクシク、久々にガッツリと料理話できると思ったのに」
澪「いや、この短時間で十分話してただろ」
悠「スカイツリー限定で売り出した東京ばな奈ツリーとかの話しもしたかったのに」
ともき「アレってバナナチョコ味じゃなかったか?」
悠「うん、だから、おれは喰ったことない」
ともき「なんだそりゃ…」
悠「けど、見た目はヒョウ柄でなかなか好きなんだよ。見た目は」
ともき「味は悪いみたいに聞こえるからその言い方はやめろ」
澪「ってかよお、どうせなら悠の店の菓子買ってもらえばよかったんじゃないか?」
悠「……あっ。」
ともき「やっぱりどっか抜けてるのな」
拳二「めんどくせーっ……」
悠「んなもん……」
ともき「どうしたんです?大きな声出して」
拳二「おあ?すまねぇ、ちょっと土産の話でな」
ともき「お土産?」
拳二「親戚の所に顔出しにいかなくちゃなくてな。っても、東京在住の親戚だが手ぶられ行くわけにもいかねぇだろ」
悠「なんか、ふだんは親父さんが行ってるらしいんだけど腰を痛めたそうだ。」
拳二「ついでにいうと俺ぁの本職とは関係ない一般の知り合いだから……こう妙な物は渡せねぇだろ」
ともき「は、はぁ」
悠「冷たいものとかでいんじゃね?」
ともき「暖かくなっててきたし悪くないな」
拳二「ちげぇよ。俺ぁらの中で冷たいものは覚せい剤の事だ」
悠「げひゃひゃひゃ」
ともき「最低か……ところで、今までは例えばどんなものを?」
拳二「ずっと「とらや」の羊羹をもっていってたらしいんだが……よく考えたら向こうは高級店の定番ものこそもらいなれてるだろ。だからもっと別に手軽に買えてインパクトのあるいい土産はねぇかなと」
悠「東京ばな奈だろ」
ともき「東京の人間に、東京土産渡してどうする」
悠「じゃあ、聞くが食べたことあるか?」
ともき「買った事はあるけど……自分で食べたことは無いな。」
澪「俺も無いな」
拳二「俺ぁも東京ばな奈はねぇが仙台銘菓の萩の月と似てんだろ。」
悠「萩の月はカスタードクリームとカステラで東京ばな奈はバナナクリームとスポンジケーキだよ」
拳二「いっしょだろ」
悠「ちげぇよボケ。っと、見てみろ東京在住の奴は意外に東京土産のなじみが無い。比較的に新しい菓子だから年配の人には知られてない。なおかつ常温保存可能なスィーツ系。東京土産の中では抜群の安定感だろ」
拳二「そうなのか」
ともき「みたいですね」
悠「東京土産というジャンルは奥が深い。たとえば東京銘菓としてトップクラスの知名度を誇る「銘菓ひよ子」は実は福岡土産の定番が60年代に東京進出したものだから九州方面に土産として持っていくとややこしいことになる」
ともき「へぇ」
悠「まず需要が要冷蔵なのか常温保存なのか、先方の嗜好は甘味系か味系かといったプロファイルありきだが、年配向けでそこそこフォーマルならおれは「亀十」のどらやきか「豆源」の豆菓子あたりに落ち着くことが多い。」
拳二「めんどくくせぇ。全部買ってくか二、三万ありゃあ揃うだろうし」
悠「お、おい、待てよ。おれの話しはまだ……」
拳二「お前のウンチクは長いんだよ。もーちょっと時間があるときにきいてやらぁ」
悠「なっ……」
ともき「……まぁ、そんな時もあるって」
悠「シクシク、久々にガッツリと料理話できると思ったのに」
澪「いや、この短時間で十分話してただろ」
悠「スカイツリー限定で売り出した東京ばな奈ツリーとかの話しもしたかったのに」
ともき「アレってバナナチョコ味じゃなかったか?」
悠「うん、だから、おれは喰ったことない」
ともき「なんだそりゃ…」
悠「けど、見た目はヒョウ柄でなかなか好きなんだよ。見た目は」
ともき「味は悪いみたいに聞こえるからその言い方はやめろ」
澪「ってかよお、どうせなら悠の店の菓子買ってもらえばよかったんじゃないか?」
悠「……あっ。」
ともき「やっぱりどっか抜けてるのな」