ｰ小鳥遊邸:広間(4/13/昼)ｰ

悠「結局寝ずにロマサガでレアドロップ狙い続けちゃったよ」

駒裡「あ、悠くん、おはようございます。あの……」

悠「ん、どった?」

ゆうな「お父さん」

悠「もう好きにしろ!!記憶を消すなり、ソウルスティールするなり!!」

悠「あー?なんだ?いつ、おれがお前に流し斬られた?っか、スカートで大の字で寝んな」

ゆえ「かいしゃくもとむ……」

悠「どっから白装束なんか用意した。ちなみに腹切りは、腹を十文字に割いたり、内臓を引きずり出したりといった過激な方法もあったらしいぞ」

白巳「すぴぴっ～」

悠「……いびきが聞こえる寝ているようだ」

ゆうな「さぁ、好きにしろ」

ゆえ「かいしゃく……」

悠「なぁ、いつからコイツらはこんなマゾくなったんだ?おれも色々教えてきたがこんな倒錯的なプレイは伝授してないぞ」

駒裡「実は……」



～医療少女こまりん……もとい、少女説明中～


悠「つまりー、羽織洗濯機でまわして皺くちゃになったってことか」

駒裡「はい、私が横に避けておかなかったのが一番いけなかったんですけど」

悠「いや、別にいいよ。部屋着だし。おれもめんどくさいとき普通に洗濯機で洗うし」

ゆうな「えぇーっ!?」

ゆえ「……」

悠「っか、わざとやったんじゃなかったら別に怒らんよ。」

ゆうな「私をこんなに辱めて……」

悠「それはお前が勝手にやったことだろ」

ゆえ「せっかくきがえたのに……」

悠「それも勝手にやったことだし……どっから持ってきたんだよ白装束なんて」

ゆえ「よう」

悠「あー?」

窈「なんか急に白装束無いかっていわれたから俺が持ってきたんだよ」

悠「それって……普通に衣装じゃないのか?」

窈「衣装だね」

悠「ゆえ、今すぐ丁寧に脱いで返しなさい。」

窈「いいよ、それはもう使わないやつだし」

悠「なら、いいや」

窈「切り替え早」

悠「ま、素直に謝ろうとしたのはいいことだな。やり方はともかく」

ゆうな「もっと褒めていいよ」

悠「調子乗るな」

ゆえ「さーせん……」

悠「軽っ……誰に似たんだその切り替えの速さ」

窈「俺が数秒前にいった言葉を反芻して欲しいなぁ」

悠「っか、おれちょっと用事あるから行くぞ」

駒裡「あ、はい。お帰りは?」

悠「多分……夜中かないつもどおり」

窈「どこまでいくんだ?場所次第なら送ってくけど」

悠「池袋」

窈「やっぱりそこか……。」

悠「あー?」

窈「いやいや、いいよ。一緒に行こう」

悠「おう、丁寧に運びやがれ」

窈「何様なんだか……」

ゆうな「いってらっしゃーい」

ゆえ「いってらー……」

白巳「らー!」

駒裡「よかったですね。」

ゆうな「うん。それじゃ私も遊びに行ってきまーす」

ゆえ「まーす……」

白巳「すっ!」

駒裡「車に気をつけてくださいね。特にゆえちゃんは車を壊さないように」

ゆえ「把握」