ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(4/13/朝)ー

悠「ふぁー、おはゆぉ……」

駒裡「あ、おはようございます。どうしたんですか?こんなに朝早くから」

悠「あー……今から寝るところ」

恋「堕落しておるの」

駒裡「夜ふかしはダメですよ?」

悠「どらえもんのびたのバイオハザードしててな……。」

駒裡「はい?」

悠「いや、気にしないでくれ。昼から用があるから悪いけど起きて来なかったら起こしてくれるかな?」

恋「蹴り起こしてやる」

悠「お前にはいっとらん」

駒裡「分かりました。あ、悠さんよかったら今着ている羽織洗っておきましょうか?」

悠「あー……駒裡さんは本当に気がきくなぁ。よろしく頼むよ」

駒裡「はい、分かりました。それじゃあ、おやすみなさい」

悠「あぁ。っか、掃除婦も少しは見習えよ」

恋「やかましい」

駒裡「さて……それじゃあ、今日の当番は……私が洗濯」

恋「恋が部屋掃除で小娘が料理じゃったな」

真桜「小娘じゃねーなの。妖怪人形めなの。」

恋「あの小娘も本当に口が悪い……。」

駒裡「ふふっ、それじゃまたあとで。」

恋「うむ。さて……まずは仏間じゃな」

ゆうな「おっはよー!」

ゆえ「もーにんぐぅー……」

白巳「すぴぴっ……」

恋「朝から元気じゃな。」

ゆうな「小鳥遊ゆうなは元気の娘!」

恋「それなら、駒理を手伝ってやれ。洗濯中じゃ」

ゆうな「合点」

ゆえ「把握」

白巳「しゅぴぴぃ~」

恋「ではのっ」




ー浴場:洗濯機前ー

駒裡「あれ、どうしたんですか?」

ゆえ「せんたくおてつだい……」

駒裡「まぁ、それはありがとうございます。それじゃあ、ちょっとお手洗いいってくるから、洗濯機回しておいてくれる?もうちょっとで乾燥機の方も終わるからそれも見ててね」

ゆえ「把握」

駒裡「じゃあ、ちょっとお願いね」

ゆうな「よいしょっと、あ、お父さんのヤクザみたいな羽織発見」

ゆえ「くんかくんかする……?」

ゆうな「くんかくんか……これってどーいう意味なんだろうね」

ゆえ「さぁ……」

ゆうな「今度お父さんにきこっか」

ゆえ「うん……」

ゆうな「それじゃ洗剤良し、柔軟剤よし、switch、on!」

ゴゥンゴゥン……!

ゆえ「かんそうできた……」

ゆうな「じゃあ、こっちのかごに入れて」

ゆえ「たおる、たおる、たおる、ほわいとすねいく、たおる……」

ゆうな「ちょっと待った!なんか混じったよ!」

ゆえ「ふかふかにつつまれてねむれる……」

白巳「しゅぴぴ~」

ゆうな「サイズ的にぴったりだけど多分怒られるから回収」

ゆえ「わかった、おんぶしとく……」

駒裡「二人とも~真桜ちゃんさんが朝ごはんの準備を手伝って欲しいそうですよ」

ゆうな「はーい」

ゆえ「せんたくはぜんぶいれた……」

駒裡「はい、ご苦労様です。……あれ?」

ゆうな「どしたの?」

駒裡「ここにあった羽織を知らないですか?」

ゆえ「せんたっきのなか……」

駒裡「えぇ?!大変止めないと!」

ゆうな「どうして?!」

駒裡「羽織は手洗いじゃないとシワになっちゃうんです!」

ゆうな「!!」

ゆえ「!!」
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