ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(4/11/夜)ー

亮「摩耶君ってさ……悠とどういう関係なんだ?」

摩耶「えーとね……まだ、世界に魔法が存在していた時、僕と悠君は王国の……」

ともき「コラコラ」

摩耶「まぁ、別に至って普通な友達関係だよ。エッチはしたこと無いし」

ともき「最後の情報は余計だな」

亮「いや、でも……いっといてくれた方が微妙に安心できるよな」

ともき「悠が変な気起こして……っていうのは有りそうだしな」

摩耶「そーでもないよ。悠君はお尻のラインで性別判断できるし例え手術済みでも」

亮「すげぇ……無駄能力」

摩耶「悠君のスキルはね。おおよそ生きていく上で役に立たない特技等を易々と会得していくスキルなんだよ。」

ともき「……役に立つのか?」

摩耶「役に立たないよ」

亮「……でも、わりと使える特技もあるよな」

摩耶「どーかなぁー」

亮「はぁ……。」

摩耶「まぁまぁ、そんなことはいいじゃない」

ともき「結局仲のいい友達ってことか?」

摩耶「血を分けた兄弟……とか」

亮「また、そんな嘘を」

摩耶「じゃ、義兄弟かな。桃香、愛紗、鈴々といっしょ。悠くん、僕、金剛君」

ともき「例えがアレだな。そっちで出すと一瞬三国志って分かりづらい」

摩耶「でも、悠くんはどちらかというと魏が好きだから……曹操、夏候惇、夏候淵?」

ともき「そっちは正式名くるんだ」

亮「悪い、分かんない」

摩耶「亮君は三國無双したことないの?」

亮「アクションはあんまりしないかな。RPGはそこそこするけど」

摩耶「エロゲは?」

亮「やらない」

摩耶「じゃあ、分かんないね。でも、アクションゲームおもしろいよ?モンハンはしてるでしょ?」

亮「まぁ……アレはな」

ともき「ゲームといえば悠は最近スーファミばっかりしてるらしいな」

摩耶「だねー。神姫さんとロマサガ談議に激盛り上がってるし」

亮「ロマサガって……むかーししたことあるけど何かわけ分からんくなってやめた記憶がある」

摩耶「アレは難易度高いからね。実は僕も未だに全クリしたこと無いし。」

ともき「そんなに面白いの?」

摩耶「んー……サクサク進むうちはね。でも、ただのエンカウントで手に負えない敵しか出なくなったら詰む。ボスより強い敵が平気でワラワラしてきたら……嫌でしょ?しかも、もうちょっとやそっと敵を倒しただけじゃ全然追いつけなくなったりするし」

亮「キツイな」

ともき「そんなゲームクリアできるのか?」

摩耶「うん、超卑怯な技もあるし」

ともき「裏技か?」

摩耶「うん。活人剣って技があるんだけどね。ソレを使うと敵は逃亡して選択者に対する敵の攻撃がミスになるんだ。しかもなぜか、活人剣を選択して、コマンドを選択しなおすと、そのターン中は、活人剣選択者に対する敵の攻撃がミスになる。通称、活人キャンセル」

ともき「つまり攻撃が当たらなくなる状態でたたえるのか」

摩耶「イグザクトリー」

亮「でも、その技ってすぐに覚えられるのか?」

摩耶「ううん、全然。でも、どーしても序盤から覚えさせたいなら……ゴブリン襲撃まで通常攻略→フリーファイターのへクターを仲間にする→へクターを謀殺×5回→アキリーズを仲間にする→ディープワン先生で時間をかけて閃くって手があるね」

ともき「専門用語が多すぎて分かんない」
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