ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/30/夜)ー

宮塚「これがそれだ。」

炎銃「ふーん。」

悠「ちぇき、なにしてんだ。」

炎銃「ちょっと、ここ見ろ」

悠「ん?」

炎銃「……」

カチッ、ごっぼおぉぉ!

悠「っ?!」

カチッ
炎銃「ちっ……。」

悠「おま、いま、火柱あがったぞ!!!」

炎銃「改造ターボライターだ」

悠「なに覗きこませてんだよ!」

炎銃「うっせーな」

カチッ…ぼぅっ!

悠「危ないっての!」

炎銃「アチチ……これ、本体まで熱くなるな」

宮塚「連投は不可能みたいだな。発火時間にもラグがある」

悠「おれで試すなよ」

炎銃「だけど、八番にしちゃあ面白いもん作ったな。やるよ」

悠「おっと……。」

宮塚「……報告はどうする?」

炎銃「メールしときゃいいだろ。直接会って話すとイライラするし」

悠「やりっぱなしで帰るのかよ……。」

鈴猫「大丈夫?火傷してない?」

悠「もし、火傷してたら本気の大火傷だよ……っか、居たのか」

鈴猫「うん、居た……止められなかったけど」

悠「できたら止めて欲しかった」

優日「人間ってあんな勢いで首振れるんだね」

悠「極限まで生存本能が働けば案外できるよ。明日には必ず筋痛めてるけどな」

優日「笑う所?」

悠「ちげぇし」

鈴猫「本当に大丈夫?」

悠「折れてはない」

優日「揉んであげよっか?」

悠「優日さんよ……その手の動きは揉むじゃなく絞めるだ」

優日「痛みは消えるかも」

悠「同時に意識もな、最悪息も止まるし」

優日「そんな恐ろしいこと誰が……」

悠「犯人はお前だ!」

優日「お前だ!」

鈴猫「ち、違うよっ?!」

悠「鈴猫は違う」

鈴猫「悠、だよねっ!」

悠「鈴猫なら殺害方法が絞め技じゃなく打撃による僕殺だ」

鈴猫「……」

優日「悠はあれだね。心を射殺だね」

悠「おれは……心を射殺?傷つけて惨殺じゃなく?」

鈴猫「自覚あるんだ、傷つけてるって」

優日「ううん、ハートを射貫いて射殺。ねー、鈴猫さん」

鈴猫「///」

悠「……どういうことだ?」

優日「けど、本人が脳死状態だからなぁ。」

悠「だれが脳死だコラ。」
82/100ページ
スキ