ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/27/夜)ー

ミハイル「お前の従兄は無茶苦茶だな」

悠「……なんだいきなり」

ミハイル「ちょっと成り行きで仕事をいっしょにしたんだが簡単に手は出すわ。僕に命令はするは無茶苦茶だ!」

悠「お前と柏が仕事してたのはもうあえて無視するが、それでなんでおれにクレームが来る?」

ミハイル「そんなもんあの男に言ったら何をされるか分かったもんじゃ無いからにきまってるだろ」

悠「あー……けど、おれとアイツは他人だ。そんなこと言われても知らん」

ミハイル「くそがっ!」

悠「お前張り倒すぞ……マジで。」

ミハイル「バーカバーカバーカ!!」

悠「どっちが馬鹿だ……。」

澪「馬鹿を連呼しながら帰ってったな」

悠「春になるとおかしなのが湧いて困る。一刻も早く国はああいうのを抹殺していい法律を作るべきだ」

ともき「アレ一応国王だろ?」

悠「いや、物体Xだ」

澪「寄生生物……。」

悠「アイツだけは本当に首切り落としても動きそうで怖いんだ……。」

ともき「やめろよ、お前がそのトーンで言うと真実味があって嫌だ。」

悠「とりあえず万が一やつの体液がついたら消毒用アルコールで洗えよ。変な菌がつくぞ」

鈴猫「インフルエンザか何かの話し?」

ともき「あ、ども」

悠「いや、近くにある謎の細菌の話しだ」

鈴猫「?」

ともき「深く取り合わなくていいですから」

鈴猫「それにしても今日は雨で冷えるね」

悠「明日はいい天気らしいけどな。」

ともき「そいつは花見日和だな」

鈴猫「春休みだしね」

悠「そうそう、おかげで眠たくて寝たくて」

ともき「年中だろ」

悠「否定はしませんよ。えぇ。」

ともき「なんだこの開き直り」

鈴猫「ふふっ、でも暖かくなるといいよね。」

悠「露出も増えるし」

鈴猫「んん?」

ともき「ただ、お前の甚平姿はいくらなんでも早すぎじゃないか?」

悠「いや、これいいんだよ。寒かったら中に長袖きればいいし、暖かかったら半そででいい。暑かったら甚平のみ。すっげぇバランス取れる」

鈴猫「軍パンはそのまま?」

悠「これしか持ってないからな」

ともき「夏を先取りし過ぎてる……あと、ガラ悪い」

悠「こんなプリチーfaceなのに?」

ともき「顔見えないし、お前の場合は中途半端な童顔だろ」

悠「うるへー女顔!」

ともき「よし、歯食いしばれ本気で殴ってやる!」

鈴猫「ちょ、お、落ち着いて」

悠「よっしゃぁ!遠慮なく来いやぁぁぁ!!」

美喜「ん、メリケンサック」

澪「石握りこんでも重くなるぞ」

悠「待てそれは奥歯とかが逝く」

ともき「……メリケンだけならいいか?」

悠「逞しくなったなぁ……やめてください。」
79/100ページ
スキ