ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/19/夜)ー

白巳「すぴぴょぅ……。」

悠「なんか、蒸し暑いなぁ」

ともき「昼間暑かったしな」

悠「しかも、よくよく考えたらここ地下だしな。熱気こもるわなぁ。」

千夜「っていうか、暑いのは膝にガキ乗せてるからだろ」

白巳「しゅぴ~」

悠「仕方ないだろ。寝ちゃったんだから」

ともき「むしろ、その子が起きてるところのが珍しいけどな」

悠「朝とかはそれなりに起きてるぞ」

ともき「それなりかい」

白巳「ふあっ?!」

千夜「起きたぞ」

白巳「……すぅー」

千夜「なんだこのガキ」

悠「可愛いだろ」

白巳「えへへっ~」

ともき「あ、起きてる」

悠「狸寝入り……いや、ヘビ寝入りか」

ともき「なんだ、ヘビ寝入りって」

悠「ホワイトスネイク!!!」

白巳「うしゃー」

ともき「仕込むなよ」

悠「大丈夫、本人はイマイチ分かってない」

白巳「すねいく~!しゃ~」

千夜「何も分からないガキを良いように使ってるんだな。鬼畜が」

悠「その言い方アウト」

白巳「きちくーきちくー、キャッキャッ」

悠「覚えちゃったじゃないか!」

千夜「知らんわ。九官鳥か」

ともき「九官鳥って……」

悠「あー……もうちょっと知能は低いかもしれない」

ともき「コラ」

白巳「かぷっ!」

悠「かまれた」

千夜「いってることしっかり理解してるじゃねぇかよ」

悠「まぁ、ちゃんと勉強はさせてるからな」

白巳「かじかじかじかじ…」

ともき「真桜ちゃんが見てるのか」

悠「おれが教えてるけど」

ともき「……」

千夜「……」

悠「なんだ、その顔は!」

白巳「かじかじ……ぺちょぺちょ」

悠「舐めるのはやめなさい」

白巳「ちゅー」

悠「しません」

白巳「……けち」

悠「ケチとかいう問題じゃない」

ともき「そのうち逮捕されるよな」

白巳「愛があれば問題ない」

千夜「このガキ計算してしていってないか?」

悠「いや、これが素だ。ときどきズバッという的な」

白巳「ふぁぁ……ねむ」

ともき「自由すぎるな」

悠「いいことだ。」

千夜「甘いんだよお前は」

悠「うぇひひ」

白巳「しゅぴぴ」
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