ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/11/夜)ー

悠「三月も早十日が過ぎたな」

優日「お花見が近くなるね」

悠「っという名目で、呑めたらそれでいいんだよな」

優日「食べることも大事とする!!」

悠「ですよね」

鈴猫「あ、二人ともこんばんわ」

悠「ちぇきーす」

優日「おハロー」

鈴猫「なんの相談?」

悠「あー……酒が飲めるぞって話し」

鈴猫「また、適当言って……」

優日「端折ってるけど間違いではない」

鈴猫「そ、そうなんだ」

悠「おっさん二人で話すことといったら下ネタか酒の話しか下世話ネタさ」

優日「そーそーって、だれがおっさんだ。おつさんはお前だ」

悠「娘にダイハードのジョン・マクレーンと呼ばれ出したおれにおっさんはピンポイントダメージを受けるぜ」

鈴猫「ブルースウィリスだっけ?」

優日「似てないね。剃る?」

悠「おれから髪が無くなった時点でもはやそれはおれじゃない」

鈴猫「なんでそんなこといわれだしたの?」

悠「おれのトラブル(不幸)の巻き込まれ率がそっくりだとさ」

優日「なるほど、上手い」

悠「うまくねぇよ。おれはせいぜい街のトラブル、マクレーンはテロリストとかだ。カッコよさも派手さも違う。街のゴミと英雄だぞ。」

鈴猫「ゴミって……。そんな言い方しなくても」

悠「いや、おれはそのくらいのポジションが良い。けど、唯一誇れるのは少なくともおれは自分の手で人を殺したことはないことだな。病院送りはあるけど」

崇「面白い話をしてるな」

鈴猫「崇」

悠「つまんない話だよ」

崇「くくっ。そうか、つまらない話しか」

悠「なんか、愉快そうだな」

崇「お前の話を聞いていると楽しいさ。色々とな」

悠「ふん。」

優日「良かったね」

悠「よかねーよ!」

鈴猫「まぁまぁ、落ち着いて」

崇「ふっ」

悠「ちっ」

優日「相変わらず仲がよろしくて」

悠「だろぉ……もう腐れ縁だよ」

崇「ククッ」

悠「どうして王族っていうのはいつも攻撃の届かない所に居るんだろうか」

崇「ヘタを踏まないからだ。それによく働く奴らもいるしな」

悠「そのひとりにおれは加算しないでくれよ」

崇「お前はジョーカーだ自由であり最弱」

悠「そこで最強であり自由って言わないのがお前らしいなコラ」

崇「ありのままをいっただけだ」

悠「がるる!」
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