ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/9/夜)ー

悠「コンビニのスィーツって結構馬鹿に出来ないよな」

紅「買わないからわかんね。千夜ちゃんは?」

千夜「買わん」

悠「マジかぁ……」

千夜「お前、そんなもん食ってるのか?」

悠「おれがっていうか家の女性陣がかな」

紅「生クリームとかって正直食いすぎると胸やけが半端なくね?」

悠「餡子といっしょなら全然大丈夫」

千夜「ダブルで甘ったるいんだよ」

悠「甘い物のはなしだよね?」

千夜「……」

紅「まーでも、菓子ったらポテチとか食うよな」

悠「クッキーとかは?」

千夜「自分じゃわざわざはかわねぇな」

悠「そっかー」

紅「なんだ、悠クッキーとかすきなのか?」

悠「あー……どうかな。あれ系の菓子って基本チョコつかってるから食えないパターンが多々あるかな」

紅「チョコ使わない物のがすくなくね?」

悠「フルーツ中心モノかな」

千夜「そこまでして甘いもん食わなきゃいいだろ」

悠「千夜ちゃんは根本からひっくり返すよね」

千夜「事実を口にしてるだけだ」

紅「フルーツゼリーとかは食うかも」

悠「果物がごろごろし過ぎてるのは認めない」

千夜「文句多いな」

悠「えぇ……」

紅「どした?」

悠「別のところでも似たような事いわれた」

紅「文句多いって大抵のやつそうじゃね?」

悠「だよねっ!」

千夜「ふんっ」

悠「っか、おれなんて結構文句いわない方だと思うんだけどな。腹のなかでさんざん呪ってるから」

紅「腹黒いな」

千夜「ドスっ黒だ」

悠「お前らだって腹に一物ぐらいかかえとるだろうがっ!!」

紅「そんなこともないけど」

千夜「ムカついたら蹴り飛ばす」

悠「口より先に手がでる奴らだったか……」

紅「百の言葉より一発ですますほうが楽じゃん」

悠「いや、ぼく、へいわしゅぎだし」

千夜「あ゛?」

悠「いやいや、おかしいよ?そこまでガン睨みされることいった?」

千夜「文句が多いより、ひとをイラつかせる発言のが多いな」

悠「紅、なんとかいってくれ」

紅「なんとか」

悠「」お前にそんな高等な返しができるとは思わなかったぞこの野郎」

千夜「くだらね、オレは帰るぞ」
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