ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(3/8/夜)ー

悠「価値観の不一致ってなんなんだろうな」

紅「悠にとってお尻ボールは素晴らしいおもちゃだけど、他人から見たらゴミ」

悠「なんだとー!ハッ、こういうことか」

紅「にっ!」

ともき「何の会話をしてるんだ…」

悠「価値観の不一致についてのトーク」

ゆうな「テレビとかで多いよね。価値観の不一致で離婚するカップルとか、解散するバンドとか」

悠「居たのか」

ゆうな「ラジオの時から居たよ娘に対して何て言い草だ。」

悠「娘に対してだかせの言い草だ」

ゆうな「…………なるほど」

ともき「納得しちゃったよ」

悠「しかし、価値観の不一致て難しいな」

ともき「難しがってる意味がわからないんだが」

紅「っていうか、価値観の不一致で困ってることなんてあるのか?」

悠「特にはないが……我が家は趣味も嗜好もバラバラだからな。いつそういう話題が飛び交わない可能性があるとおもって」

紅「どーとでもなるだろ」

悠「それもそうか」

ともき「解決早いな」

ゆうな「価値観の不一致じゃないけど……妹が構ってくれなくなりました」

悠「そんなこともないだろ。毎夜毎夜じゃれ合ってるし」

ゆうな「ちーがーうーのー!」

ともき「うわ……言い方が悠っぽい」

悠「うわってなんだ「うわ」って!」

紅「んで、どーちがうんだ?」

ゆうな「少し前はおねーちゃん、姉ーってなついて来たのに、今は白巳白巳白巳って……りっぱなプッチ神父だよっ!」

紅「んん?」

悠「プッチ神父のスタンドは最初ホワイトスネークなんだ。んで、白巳」

紅「あー、なるほど。けどさ、スタンド関係なくね?」

悠「そーいうことに突っ込むなよ」

ゆうな「がっかりだよっ!」

紅「えぇ……」

ともき「無理に相手しなくていいぞ」

悠「それはそれでどういう意味だゴラァ!」

ゆうな「まぁ、落ち着けよ」

悠「へい、姉さん……。」

ともき「お前ら……二人で日がな一日そんなやりとりしてるのか」

悠「一緒にゲームとかもするよな?」

ゆうな「うん、お昼寝とかも」

紅「……それ別に妹べったりで無くてもよくね?」

ゆうな「私は自分が中心でちやほやされたいんです。」

紅「あっはは、こいつなかなか強かだぞ」

悠「なかなか立派な心構えだろ」

ともき「そう思ってるならそれでいいけどさ……」

悠「問題ない」

ゆうな「無問題」

悠「オフコース」

ゆうな「フルコース」

悠「たべたーい!」

ゆうな「いえーい!」

ともき「帰ろうか」

紅「そうだな」
58/100ページ
スキ