ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/23/夜)ー

悠「おれって自分で言うのもなんだけど結構飽き症なんだよね」

ともき「……」

悠「そんなおれがこれだけ続けて遊んでるっていうのは凄いことだと思うだよ。この……お尻ボール」

ともき「そうだな」

悠「話し聞いてないだろ」

ともき「今聞いた」

悠「……」

ぺちょん!
ともき「ぶつけるなッ!!」

悠「どう思うよ寅ちゃん」

寅「どうかしてると思う」

悠「だよな」

寅「お前のことだけどな。小鳥遊悠の頭がどうかしてる」

悠「わざわざ言いなおしてくれたなコノヤロ」

寅「どう思うと気かれたから答えてやったんだろ。金払え」

悠「何に対しての代金だよ?!」

寅「くだらない事に答えてやった相槌料」

悠「お前、キャバクラよりもぼってるだろそれ。っか、メイド喫茶にわざわざ来て冷めたフリする男とキャバクラで説教はじめる男はちんこもげるべきだよな」

寅「知るか……どの立場でなんの話しだ…。」

悠「いや、この前メイド喫茶とキャバクラの姉ちゃんにどんな客が一番ムカつくかという話しを聞いたらそういう客が一番ムカつくと回答してくれたんだ。」

寅「普段からどーいう店に顔出してるのかよーくわかるな」

悠「いやいや、おれ客じゃなくて裏でお話ししてただけだぞ。」

寅「その方がなんか凄くないか?」

悠「お金無いからね客として行くわけにもいかんでしょ」

ともき「じゃあ、何として裏に忍び込んだんだ?」

悠「忍び込んだって酷いにゃん。崇とか拳二の名前出したらある程度は余裕だ」

ともき「それ、怒られないか?」

悠「悪いことしてたわけじゃない、ちょっとした地域調査ってことだ」

寅「なにいってんだ?」

悠「適当言ってんだよ」

寅「死ね!」

ドゴッ!
悠「おぐっ!?」

ともき「えっ…?」

悠「手を出すのが速すぎませんかねぇ……うぅ…しかも死ねて…」

寅「俺が気が短いのは知ってるだろ。」

悠「知ってるけど腋のしたとか殴らないでよ。皮一枚で即骨だよ?」

寅「痛い部分を突くのが戦術だろ」

悠「足の小指とか耳たぶとかか」

寅「そんな常狙う奴いるかっ……」

悠「えへっ♪」

寅「チッ」

悠「笑顔向けたら舌打ちされたよ……。」

ともき「それだけムカつかれたんだろ」

悠「そんな冷静な……。」

寅「お前……ちょっと、表出ろ。マジで…なっ?」

悠「あるぇ~……なんか外に連行され出した……」

ともき「怪我には……いや、怪我ぐらいは平気か」

悠「もーすこし心配して!!」

寅「おら、行くぞコラ」

悠「いーやーだぁー……。」
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