ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/22/夜)ー

悠「ちぇき…」

紅「タコ焼き」

亮「タイ焼き」

ともき「お好み焼き」

千夜「……餃子」

悠「……にくまん喰うか?」

紅「ちっ、外れか」

悠「なんだよ。みなしておれを食い物にしてるのかよ」

ともき「使い方がおかしいな」

千夜「お前が好きで持ってきてるんだろ」

悠「まぁ、そうなんだけどな」

亮「なにマン?」

悠「食べてみ、当たり付だ」

紅「あぐ……あんまんだ」

千夜「俺もだ」

亮「俺もあんまんだ」

ともき「肉まんだったぞ」

悠「あー、それが当たりだ」

ともき「……まて、当たりってこれ何の肉だ?!」

悠「……」

ともき「黙るな!!」

悠「冗談、冗談。それ黒豚肉まん。あとは全部あんまんとピザマンとキーマカレーマン」

亮「なんで肉まんらしい肉まんがひとつだけなんだ」

悠「ラスイチだったんだよ。あんまんはあまりまくってたから」

千夜「ピザかカレーくれ……甘くてかなわねぇ」

悠「ほい、こっちの袋だ」

千夜「……」
がさごそ……ぷりん!

悠「大当たり~。」

千夜「変なモン混ぜとくなっ!!」

ベチンっ!!
悠「あふんっ!肉まんの時点でおれが仕込まないわけ無いじゃ~ん」

ともき「飽きもせずによくやるよ」

悠「おれもここまでハマるとは思ってなかったよ」

亮「自分で言うからな……。」

紅「あーあー、毎日平和だなー」

悠「おれはわりと毎日バタバタしてるぞ」

千夜「こーゆーふざけた真似してるだけだろ」

ともき「確かに」

悠「そんなことないよ~。ほーら、軟らかいお尻ジャグリング~」

千夜「……」

悠「罵詈雑言は受け止めるけど無視はやめなさいよ!!千夜ちゃんの感情は何処に行っちゃったのかなーー!」

千夜「やかましぃ!!」

悠「なんすか、怒ってるんすか」

亮「俺でも殴ってるなその態度は」

紅「ガツンといけ、ガツンと」

悠「煽りよくない」

千夜「俺が延髄へし折ってやるよ」

悠「もう千夜ちゃんの蹴りをまともに受ける勇気は無いぞ。」

ともき「でも余裕で避けたするんだろ」

悠「いや、圧倒的におれの身体能力上回ってるのに余裕では無理」

ともき「そう……なのか?」

悠「そりゃ鍛えてる量が違うのに……そうなるだろ」

ともき「でも、悠のが千夜より強いんだろ」

千夜「確かに一度は負けた。けど、次負けるつもりはない」

紅「強さ=勝利じゃないんだよ。いつでも全力万全でケンカできるわけじゃないし運もある」

亮「俺は強い方が勝つのが絶対と思うけどな」

悠「亮は羅漢のおっさん節が入ってるしなまぁ、宗教論と同じでここら辺はバラバラだ。」

ともき「じやあ、悠が勝てるていうのはどんななんだ?」

悠「あー……我慢強い奴かな」
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