ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/18/夜)ー

悠「皆さま、わたくしの右手にご注目ください。」

「「「……」」」

悠「なにもない手を握り締めます。そして力を込めて……んんんっ~開くと~……ほーら、軟らかいお尻(ボール)だよ~」

ぷりんっ!

ともき「お尻、お尻しつこい!!」

悠「ケラケラケラ」

紅「ダメだ。お尻ボールがインパクトあり過ぎて手品の種がどーでもよくなってしまう……プフッ」

千夜「尻型のボール程度で笑うなよ……」

悠「お尻シュート」

ぺちょ
千夜「……殺す。」

ドッ!ドッ!ドッ!

ともき「おー……千夜が頭に尻を乗せて悠をサッカーボールにしてる」

紅「~~~~!!!」

千夜「はぁはぁはぁ……!」

悠「そのくらいで勘弁してくれ。」

ともき「ノーダメージかい!」

悠「このお尻が守ってくれてな……っていうか、千夜の蹴りもガード出来る程の弾力……さすがミハイルの発明品だな」

ともき「……気分は?」

千夜「腸煮え繰り返るほど悪い……。」

悠「一個やるから」

千夜「いるかっ!」

ゲシッ!ポン!ポーン!!ポーーン!!!

ともき「うわー……尻が跳ねまわってる」

紅「~~!!!」

澪「おい、店内で妙なものを跳ねまわすな」

悠「オブジェにどうだ?」

澪「尻が飾ってあるバーってどんなバーだよ」

悠「……ゲイバー?」

ともき「歌舞伎町のゲイの方々が怒ってきそうな偏見だな」

悠「このお尻が欲しい人は「小鳥遊悠、刻むぞ言葉のビート」と叫んでください」

ともき「意味の分からないゴリ押しはやめろ」

悠「そういいながらもう皆お尻ボールが欲しくてたまらないんだろ?あぁ?」

ともき「……」

ブンッ!べちっ!!
悠「はっはっは、至近距離なのにオーバースローで尻をぶつけられたよ」

ともき「無駄にいい感触だなコレ……」

悠(尻付き)「だろう」

ともき「尻を剥がせ、尻を」

紅「はぁはぁ……やっべー息できなくなってた」

悠(尻付き)「大丈夫か」

紅「……~~~~!」

ともき「やめいっ!!」

千夜「こいつが一番ハマってるな」

悠「この尻ボール……久々の大ヒットだ。」

ともき「ロクなものがヒットしないな」

悠「今「おっぱいボール」も製作してもらってる」

ともき「きっとやるとは思ったけど既に予約済みかよ」

悠「大きさは直径三十センチぐらい」

ともき「気持ち悪いわっ!!」

千夜「単品でそんなもんが家にあったらイヤすぎだろ」

悠「……四十センチなら正解だったかな?」

ともき「デカさの問題じゃねーよ!!っていうか、さらっとデカくしてんじゃねぇ!せめて小さくしろ!!」

悠「ぺったんおっぱいボールは難しすぎだろ」

ともき「いってねぇよ。」

悠「お尻ペんぺーん」

ぴたん!ぴたん!

ともき「意味がわからんがせめて自分の尻を叩け!!」

千夜「はー……何なんだ今日は」
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