ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/16/夜)ー

悠「……」

ともき「ノートパソコンなんか持ち出してなにしてるんだ?」

悠「彼岸花の咲く夜に」

ともき「今更!?」

悠「ひぐらしやうみねこより盛り上がらなかったよな……夕闇のスミレとか好きだったのに」

ともき「いや、知らんけど」

悠「ちなみにおれのオススメのエロサイトはだな」

ともき「聞いてない」

紅「そーいうの見ててウィルスとか平気なのか?」

悠「ウィルスバスターは最新版だし、そうそう悪質なウィルスなんかに感染しないっての」

紅「そうなのか?俺パソコンも全然いじんないからよくわからないんだけど」

悠「よっぽどなところに突っ込みさえしなけりゃ大丈夫だ」

紅「ふーん」

ともき「興味ないだろ」

紅「全然」

悠「ときどき現代人とは思えないよな」

紅「悠だってそうだろ。携帯不携帯だし」

悠「携帯ってさ……人間を縛る道具だよな」

ともき「いつでも連絡を取れるための道具だよ」

悠「やれやれだぜ…」

ともき「こっちのセリフだよ」

悠「身長が承太郎と同じにならないかなぁ」

ともき「骨延長手術でも受けろ」

悠「あんなクソ痛いの受けるくらいなら、採血頑張るわい」

ともき「とんでもない激痛と採血が同レベルなのか?」

紅「マゾいなぁ」

悠「なんでやねん。痛いのはイヤっていってるんですようっ!」

紅「ほんとーかなぁ」

悠「いつおれが痛みで喜んだか説明してもらえますか?」

紅「血まみれになればなるほど笑うじゃん」

悠「喜んで笑ってねーよ」

紅「ふーん」

ともき「再び興味ないよな」

紅「うん」

悠「そんなことより餃子食べなっせ」

ともき「どっからだした」

悠「このバックから。ほーら可愛いだろ、にとりがプリントされてるんだぞ」

ともき「めっちゃ餃子臭が滲みつかないかソレ」

悠「帰ったらファブるし」

紅「いつから餃子キャラになったんだ?」

悠「昨日からかな」

ともき「あと数日で飽きるだろ。どうせ」

悠「流石に餃子生活はちょつとキツイからな。ゲフッ」

ともき「うわ……餃子臭」

悠「ニンニクが効いてめっちゃ元気だぜ」

紅「全身?」

悠「もう全身で下半身びんびん物語」

ともき「教師びんびん物語みたいにいうな」

悠「……いっといてなんだがよくそんな古いドラマ知ってたな」

ともき「見たことは無いけどな、名前くらいは知ってる」

紅「っていうか、悠がビンビンだとスボンヤバく何じゃね?」

悠「そんなマジレスされても困るが……こう、パンツの隙間に出して内太ももで圧迫してたらそのうち萎える」

ともき「お前もなにをいっとるんだ」

悠「いや、ホントに最近ご無沙汰でね……」

ともき「聞いとらんわい」

紅「風俗行けば?」

悠「サイズ的に無理とソープ嬢にNG出されると泣きそうになるからイヤだ」

ともき「お前さては経験あるな…」

悠「……」

ともき「嘘でもせめて無いといえ」
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