ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/13/夜)ー

崇「よう」

悠「ちぇき。」

ゆうな「おう」

崇「今日は白蛇じゃないのか」

悠「白巳な」

ゆうな「多分挟まってるよ」

崇「挟まってる?」

ゆうな「胸の間に」

悠「最近、片割れの胸に頭突っ込んで寝るのにハマってるみたいなんだ」

崇「そうか」

悠「反応が普通だな」

崇「今更その程度の事にいちいち驚くと思うか?」

悠「んにゃ」

崇「そうだ。お前最近拳二にあったか?」

悠「んにゃ」

崇「……」

悠「睨むなよ」

崇「アイツはアイツで何か厄介事を背負い込んでるっぽいぞ」

悠「じゃあ、顔合わさなくて正解だ」

崇「くくっ、そうだな」

悠「ひゃひゃひゃ」

ゆうな「悪い顔」

悠「いわれてるぞ崇」

崇「お前だろ」

ゆうな「お父さんだよ」

悠「おれかよ!!」

崇「子供は良く見てるな親のことを」

悠「崇もそうだったのか?」

崇「どうだったかな。気がついたら居なかったからな」

悠「そーいうこといってる奴ほどよっく覚えてんだろ」

崇「くくっ。お前はどうなんだ?見たくないから離れてるんだろ?」

悠「これ以上悪化しないように適度な距離を置いてるんだよ。今の状況見たら親父は卒倒しかねないしな」

なでこなでこ…
ゆうな「んー?」

崇「くくっ」

悠「笑いごっちゃ無いんだぞ。親父はお前らほど状況の受け入れが良くないんだから」

崇「適応能力が高くないのによく社長何か出来るな」

悠「いや、お前らが適応能力が高すぎるだけだから。おれの片割れ見てもいっさい顔色変えなかったし」

崇「お前の腕がちぎれて、新しいのが生えてきてもなんとも感じないと思う」

悠「わしゃピッコロか」

崇「トカゲか何かかな」

ゆうな「え、お父さんポケモン?」

悠「ちゃうわい」

崇「人では無い何かだ」

ゆうな「惑星からの物体X?」

悠「あれ、リメイクするらしいな。」

崇「なんだそれ?」

悠「映画だよ。知らないか?」

崇「メインブラックだったら知ってる」

悠「エイリアンって意味なら間違っては無いが……」

ゆうな「お父さんエイリアン?」

悠「いつ口からもう一個口出したり、血液が酸だった?あー?」

崇「有るんだろ?」

悠「ねぇよ!!」

ゆうな「羽根と角はあるよね?」

悠「実は尻尾なら……って、ねぇよっ!!」
31/100ページ
スキ