ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/11/夜)ー

悠「んんっー……肩がバキバキなる」

紅「なんだ折れてるのか?」

悠「百歩譲って折れてたとしてどれだけ余裕かましてんだよおれ」

紅「牛乳のんだら骨折も元通りなんじゃないのか?」

悠「牛乳に相談だ」

澪「どう考えても牛乳には荷が重すぎだろ」

悠「……ホルスタインに相談?」

紅「ついには牛に手を出すのか」

悠「巨乳で包容力があって母性本能も高い……あらやだ理想の女性?!」

澪「牛だけどな」

悠「ですよねー」

鈴猫「なんの話ししてるの?」

紅「理想の女性像がホルスタインて話し」

鈴猫「???」

悠「巨乳で包容力があって母性本能が高いってことでな」

鈴猫「そこに牛を引き合いに出すかな普通…」

悠「咀嚼さえしなけりゃあるいは……」

鈴猫「いやいや、ダメダメ、無理無理!」

紅「牛がダメなら……馬?」

悠「馬勝った、牛負けただな」

鈴猫「なにそれ?」

悠「秘密。」

鈴猫「えぇ……」

紅「っていうか、別にホルスタインで無くても花王でもいいんでね?」

鈴猫「え?」

悠「胸が大きくて、包容力があって、母性本能が高い……。あー、確かに。鈴猫はいいホルスタイン……もとい母親になりそうだな」

鈴猫「はっきりホルスタインていうの聞いちゃってるから素直に喜べない……。」

悠「小雪みたいなのがモノホンのホルスタインだから安心しろ」

鈴猫「何に対しての安心?」

悠「わかんにゃい」

澪「実に非生産的な会話だな」

悠「オチのない会話をただズルズル話し続けれるのが若者の特権だろ」

紅「ほほぅ」

鈴猫「いやいや、違うでしょ。皇くんもなんで納得しかけてるの」

紅「いや、でもあながち間違いでもなくね?」

鈴猫「そ、それは……。」

悠「まぁでもオチにたどり着くまでが長すぎる長話をし続けれるおっさんの特権も協力だけどな」

紅「その特権はイヤだな。っていう、うっとうしいな」

悠「おっさんだって生きてるだよ!!」

紅「いや、別に死ねとかいってないし」

鈴猫「でも、ネチネチ話してくる人は嫌かも」

悠「ストレートなセクハラなら良いと?」

鈴猫「今の会話の流れでどこにセクハラって単語がでてきたの?」

悠「いゃ、池袋で花買ってくおっさんは鈴猫を視セクハラしていってるのかなと思って」

鈴猫「鳥肌立つからやめてよ!?」

紅「っで、調子に乗ったやつは病院送りにされて病室に血染めの御見舞い花が飾られる……もちろん代金は相手持ち」

鈴猫「そんな商売してません!!」
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