ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/8/夜)ー

悠「カルーアが飲みたい」

澪「……はぁ、別にあるけど」

悠「ミルクとキャラメルきかせてカルーアラテを作ってくれ」

ともき「めずらしいの飲むんだな」

悠「甘くて優しい味が欲しいんだ」

ともき「アルコール抜いたらいいんじゃないか?」

悠「アルコールは必要よ!!」

ともき「ダメだ。コイツはもうダメだ…」

拳二「おっす」

ともき「あ、ども」

悠「ちぇき、痛みはひいたか?」

拳二「口の中切れてたぞコラ」

悠「たまには痛みを憶えるべきなんだよ」

拳二「そっくりそのままお前にいい返すわ!!」

悠「落ち着け、カルーアラテ飲むか?」

拳二「そんな甘ったるそうな酒呑めるか」

悠「甘ったるいレベルじゃなくめちゃめちゃ甘いよ!!」

ともき「そんなに甘いのか」

悠「甘いぞ。あまにがな味だ。」

澪「キャラメルフレーバーもたしてるからな……でも、普通よりリキュール濃い目に入れてるから度数は高い」

ともき「飲むのやめとこ」

悠「美味いのに。ジョッキでやらないか?」

ともき「絶対いやだ。」

澪「口当たりが甘過ぎて飲めるから気がついたらクラクラになるぞ」

拳二「リキュールでいいじゃねぇか」

悠「優しさが欲しいの」

拳二「最近出来たお触りパブ行ってこいよ。色々と優しくしてくれんぜ」

悠「おっさんだな……お前は」

拳二「かっかっか。」

悠「はー……甘い。げふっ…。」

ともき「満腹になってんじゃん」

悠「饅頭で酒呑めるおれでもこれは甘すぎたな」

澪「絶対キャラメルフレーバーが余計だったろ」

悠「かもしれん。ブランデー足してくれ」

ともき「ブレンドやめろ」

拳二「俺ぁの日本酒足してやるよ」

ともき「うわ……魔ブレンド」

悠「……ゴクッ!」

ともき「飲んだ?!」

悠「美味くは無いが酒をたらふく飲んだ感じがする」

ともき「悪趣味なちゃんぽんは本気で身体壊すぞ」

悠「酒は百薬の長!!」

ともき「取り過ぎれば毒だろ」

拳二「じゃあ、マイナスイオンとかも浴び過ぎるとヤベェのか?」

ともき「いや、それは違うかと……」

悠「じゃあ、ダンサンブル踊りながらレモン汁をすするのも大丈夫だな」

ともき「なんの儀式だよ。ダメとか良いってレベルじゃなく薬かなんかやってるだろそれ。」

悠「だってさ」

拳二「なんで最後俺ぁにふった。」

ともき「酔ってんのか」

悠「酔ってねーよ!シラフだよ!」

ともき「シラフでいってる方が頭おかしい感じがするけどな」

悠「細かいことは気にするな」

ともき「もうなにも言うまい……」

悠「うな肝シュウマイ?なんか微妙にまずそうだな」

ともき「いってねーよ!!」
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