ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(2/5/夜)ー

さわさわ…
さわさわ…

悠「……ひとの顔触って楽しいか?」

白巳「楽しい」

ずりー……
ぎゅー……

悠「ちょ、まぶたを押すな。潰れたら治らないから」

ともき「……傍から見てると凄い絵ずらだぞ」

摩耶「幼女に顔もみくちゃにされてるってなんてプレイ?」

悠「こんなプレイなにも楽しくない……あと前が見えない」

白巳「おんぶ」

悠「こんどはおんぶかよ。注文の多い子だな…」

ともき「でもするんだな」

摩耶「さとうきび」

悠「噛みしめれば甘いってか」

摩耶「あくの強い甘さって意味」

ともき「砂糖にはなれないんだな」

摩耶「そう。お酒でいえば濁り酒。どこか野暮ったい味」

悠「そういうほうが美味いだろ。大根だって見た目は不細工だが噛めば噛むほど味がでる」

白巳「やっぱりだっこ」

悠「……お膝に座ってなさい」

白巳「はーい」

ともき「いうことは聞くんだな」

悠「聞き分けは良いんだよ……妙に頑な所もあるけど。なー」

白巳「なー」

ともき「手がかからないよくよく考えたら手が掛からない子ばっかりだな」

悠「真桜のことか?」

ともき「他のチビッコも」

悠「どーかな……。海なんかは普通に振り回されるぞ」

摩耶「一緒になって遊んでる気もするけど」

悠「遊んでやってるの」

摩耶「そーなんだ」

悠「うはー棒読み」

摩耶「あはは」

ともき「白巳ちゃんは悠といて楽しいのか?」

白巳「わかんない」

悠「わか……」

摩耶「ちょっとショック?」

悠「分かんないがでるとは思わなかった」

白巳「でも悠は好きー」

ともき「だってさ」

悠「まぁ、そりゃ嫌ってたらこんなべたべたして来ないわな」

ともき「お前はお前でひと言が間違ってるよな」

悠「おれも白巳大好きちゅちゅ~なんてしたら引くだろ」

ともき「零か百の行動しかとれんのか」

白巳「ちゅちゅ~」

悠「はいはい、よじ登らない。」

摩耶「してあげればいいのに」

悠「コイツは舌入れてくるからダメ」

ともき「それって体験済みって事だよな?」

悠「意識的にした訳じゃねーからな寝込みを襲われたんだ」

摩耶「そのシュチュエーションに負けて……」

悠「やってないよ!?」

摩耶「怪しい」

悠「えー信じてくださいよ~」

ともき「なんだこの茶番…」

白巳「ふあぁ……ねむぃ」
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