ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(1/28/夜)ー

紅「ふぃー……寒いなぁ」

悠「……」

紅「おーい?」

悠「……」

ともき「寒さで凍りついてるみたいだな」

紅「熱湯かけたら直るかな」

悠「やけどは嫌…」

紅「じゃあ、熱闘だ」

ともき「あ、上手い」

悠「いやいや、いやいや」

紅「ワガママだな」

悠「人肌のぬくもりが良い」

ともき「生ぬるい海鼠とか背中に入れてみるか?」

悠「ヌルヌルのはちょっと……いや、でも悪くないか」

紅「凍りついて判断能力も狂いつつあるな」

悠「うー……寒いよぉ。寒いよぉ。」

澪「暖かいのでも飲むか?」

悠「コーンスープ」

澪「ねぇよ」

悠「じゃあ、テールスープ」

澪「じゃあじゃねーだろ。」

悠「ミソスープ」

ともき「味噌汁だな。」

紅「白湯でいいんじゃね?」

澪「ほら、飲め」

悠「ズズッ……ふぃー……」

紅「飲んだぞ」

ともき「あれ、熱燗?」

澪「いや、本当に白湯」

悠「はぁ……あったまるけどなんでかな……味気ない」

ともき「白湯だしな。味はしないだろ」

悠「いや、よくよく舌の上で転がしてみると……ズズっ。味がしない」

ともき「白湯だってるだろ。」

紅「してもカルキの味じゃね?」

悠「あ、ここに茶葉とかいれたら美味しいかも」

ともき「お茶になるわな」

紅「コーヒー粉でも良さそうだな」

悠「新しい?!」

ともき「……インスタントのホットコーヒーだろ」

悠「他は他何~?」

澪「……味噌」

悠「み、味噌……イケるか!」

ともき「味噌汁だろ!!お前が飲みたがってたのだろ!!」

悠「ふぅ、結構温まってきたな」

ともき「俺は汗かいてきたよ…」

悠「感度いいな」

ともき「新陳代謝がいいんだよ」

紅「ツッコミも熱がこもってきたな」

ともき「熱より怒りが籠ってるよ」

悠「カリがもっこり?!」

ともき「黙れ」

バシャ!
悠「あぢぃぃ!?顔!!顔に熱湯が!!ともきに顔射されたっ!!」

ともき「本当に減らず口だな……」

紅「~~~~!!」

澪「紅は呼吸困難気味だな……」

悠「うー、前(髪)が濡れ濡れだ。」

ともき「澪、今度は焼け爛れるくらい熱いのをいっぱい頼む」

澪「そのいっぱいは沢山の方で良いんだよな」

悠「やめろよ。一流レストランで使うようなどでかい寸胴鍋に火をかけるな」

澪「冗談だ」

ともき「直接焼くか」

澪「上手に焼かれてしまいますか?」

ともき「こんがりと」

悠「日焼けしたおれがお好みか」

ともき「日焼けで済むのか……?」
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