ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(1/27/夜)ー

六花「痛む寸前の苺たべないっ?」

悠「……食べる」

鈴猫「食べるの?!」

悠「カビてないなら余裕だ」

六花「ちょっと軟らかくなってるだけだからいけるいけるー!はい、一パック200円でーす」

悠「金とるんかい」

六花「格安、格安」

悠「えー……」

六花「今なら同じ値段でもう一パック」

悠「お得なように聞こえてるけど、別段なんでもないのな。売れ残りを同じ値段で売りきろうとしてるだけで」

六花「じゃあ……サービスで可愛い猫をつけましょー」

ポンっ
鈴猫「へ?」

悠「ほほぅ。そのサービスはどういう特典がつくのかな」

六花「お腹触っていいよー」

鈴猫「なっ?!」

悠「それだけだと一パックだけで100円だな」

六花「へそに指すぽOK」

鈴猫「ちょっ//?!」

悠「ほむ……いや、間違えたふむ。一パックを200円」

六花「三パックありますよーお客さん」

悠「一パックだな~」

六花「へそ舐めていい!!」

鈴猫「ブッ///」

悠「…………よし、買った」

鈴猫「えぇぇ///」

六花「売った!鈴猫さん……ペロペロされちゃってください」

鈴猫「ぶんぶんぶんぶん///」

六花「人間てこんなにも高速で首を左右にふれるんだねー。」

悠「何味かな~。いい塩梅っぽいよな……それじゃ……」

鈴猫「っ……///」

悠「冗談はこの辺りにして。苺三パックで五百円にまけろよ」

鈴猫「……へ?」

六花「別にいいよ。買ってくれるなら。はい」

悠「なんだ、かなり綺麗じゃん。これで五百円なら良い買い物だ」

六花「そんなに苺好きだったけ?もっと柑橘系とかじゃなかった?」

悠「今うちにいる掃除婦がやたら苺好きなんだよ。あと、なんかスィーツ(笑)も好きっぽいからこれで苺タルトとジャムでも作ってやろうと思ってな。」

六花「お、ついに彼女?」

鈴猫「にゃ?!」

悠「掃除婦だっての変な誤解すんなよ。へへっ」

六花「うわ、今最後笑いましたよ。へへってへへって」

鈴猫「……」

悠「さって、んじゃ帰るわ。鈴猫」

鈴猫「え?あにゅ……?!」

悠「苺一個おすそ分け。」

鈴猫「……おいしい//」

悠「やっぱりいうほど痛んでは無いみたいだな……ペロッ、確かに甘いな」

鈴猫「(あ、指舐めっ…)」

悠「そんじゃまたな。」

鈴猫「あ、うんばぃばぃ//」

六花「鈴猫さん、間接キスくらいでゆでダコ状態はみてる方がテレリしますからー」

鈴猫「ぶにゃ?!」

六花「あーもーこのひとは~。好きっ!」

鈴猫「ええぇ?!」

六花「どーよーしすぎですって。」
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