ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(1/26/夜)ー

悠「ちぇき」

千夜「……何か担いでる?」

悠「右にうまい棒コーンポタージュ味30本×2、左にうまい棒牛タン味30本×2。総計120本だが?」

ともき「露店の駄菓子屋で買い占めて来たんだよ……。」

千夜「胸やけしそうなもんばっかり買いやがって」

悠「まぁ、そういわずに一本いかが?」

千夜「いらん」

悠「……サラダ味のがよかったか?」

千夜「……」

悠「ともきは?」

ともき「じゃあ、コンポタで」

悠「どーぞ。っか、預かっといて」

ドササッ

ともき「いっぺんに渡すな、いっぺんに!!」

悠「あー…肩凝った。そちらさん一本いかが?」

炎銃「コンポタ味5本」

悠「どうぞ。」

炎銃「しかし、ガキみたいなもん良くこんだけ買いやがるな」

悠「120本で1200円とか破格だろ」

千夜「ってーゆか、テメェも喰ってんじゃん」

炎銃「あ゛?」

千夜「あ゛?」

悠「はいはい、おれを挟んで喘がないで」

炎銃「テメェに悲鳴をあげさせてやろうか」

千夜「くだらねぇ口叩けなくしてやろうか」

悠「なんでおれに対しての暴言はそんなにシンクロしてるのかな」

ともき「それだけ憎まれてるんじゃないのか」

悠「まさか」

炎銃「殺意だな」

千夜「ただムカつく」

悠「ほら違った」

ともき「悠がそれでいいならいいけど」

悠「うん。全然良くは無いね」

炎銃「とりあえず……一発で仕留めてやるよ」

悠「やめてよ。寒いのに冷たい銃口突き付けるの」

炎銃「……」

悠「いや、お願いだから黙らないでくださいますかな」

炎銃「ふんっ。」

悠「あー……全神経が首に集中し過ぎて、首が性感帯になりかけたわ。触ってみる?」

千夜「そういうのがムカつくって理解してるか?」

悠「理解しててもやめられないことがあるよね」

ともき「世間ではそれを病気という」

悠「可愛い個性だろ」

ともき「悠はアレだよな。自由の意味を履き違えて生きちゃってるよな」

悠「履き違えてないさ。パンツだって履いてるし。」

千夜「頼むから口閉じててくれ。」

悠「エロス!」

ともき「なんでエロスって叫んだ。」

炎銃「薬でも決めてんじゃねーの?」

悠「薬は正露丸しか飲まない主義だ」

炎銃「鼻の穴にでも詰めとけ」

悠「あの匂い嫌いではないよ」

ともき「分かったからもう喋るな。お前は脳が重体だ」

悠「いや、大丈夫。渋滞はしてない」

千夜「とりあえず……逝け」

炎銃「帰る」

ともき「見ろ。みんな呆れたぞ」

悠「あー……縦隊ってのとかけた方がよかったかな」

炎銃「そういう問題じゃねーよ」
千夜「そういう問題じゃねーよ」
ともき「そういう問題じゃねーよ」

悠「わぉ…」
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