ｰ優日の部屋(1/24/夜)ｰ

優日「はぁ……さっぱりした。おっふろあがりはビール♪ビール♪」

ピンポーン!ピポピポピポピポピポピポピポ……

ダダダダッ!ガチャ!

悠「よっ、偶然だな」

優日「ひとのウチのチャイムを16連打して偶然だなって挨拶するのは日本語が行方不明だね!」

悠「HとA、HとA、HとAでHAHAHAH～!はぁー……すまん、寝させてくれ。」

優日「いいけど……ちょっとここで待ってて小汚いからタオル持ってくるから。」

悠「おー、すまん……今、小汚いっていったか?」

優日「はい、タオル。えらく汚れてるね」

悠「ちょっと、変なところ走ってな」

優日「ふーん……っていうか、お風呂入る?」

悠「あー、入りたい。」

優日「じゃあ、そのままお風呂場にいってください。砂埃できるだけ落とさないように。」

悠「へいへい……なぁ、それよりさっき小汚いっていったよな?」

優日「うん」

悠「普通に認めやがったし……」

優日「あ、脱いだものは直接洗濯機いれてね。」

悠「着替えないぞ。」

優日「しかたないから、アイロンかけたげる。だから、長風呂してて」

悠「眠たいが汗も流したいし……そうするか……、ところで入浴剤いれていい?」

優日「一個ね」

悠「三個」

優日「一個」

悠「んー……二個!」

優日「私が一個いれたから一個で二個」

悠「仕方ない。妥協してやるよ」

優日「偉そうだけど、妥協されてやるよ。ひげ剃りいる?」

悠「いるぽいか?」

さすさす…
優日「んー、まぁ平気かな。じゃ、ごゆっくり」



～入浴中～

悠「あー、うー……さっぱりした。風呂あがりは、ビール、ビール。」

優日「くっ……」

悠「どした?」

優日「お風呂上がりの一番ビールを奪われた…」

悠「マジか。ゴクッゴクッ……ぷはっ」

優日「呪ってやる」

悠「呪いはもういいよ……」

優日「なに、呪われてたの?」

悠「いや、まーいろいろあって寝不足ってるのは確かだ。」

優日「それでウチに来たと」

悠「家に帰るよりここのが近かったからな……ふぁああっ。」

優日「じゃあ、寝る?私は今からご飯食べるけど」

悠「内容によってはおれも喰ってから寝る」

優日「んー……サラダはもう出来てるけど、あとコンビーフがあるね。はい、アイディア出して」

悠「コンビーフか……オムレツ、ユッケ、あ、ピザはどうだ?餃子の皮あったろ。あれの上にコショウしたコンビーフとチーズのせてオーブンで即席ミニピザができるから」

優日「いいね。ソレ、作ってみよ。」

悠「おう。そうしてくれ」


～調理中～


優日「でっきましたーっと……ありゃ」

悠「ぐぅ……」

優日「寝ちゃってるよ……。ま、いっか。サラダとコンビーフピザでワイン飲んじゃおっと♪」