ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6

ーラスタ・ラヴ(1/21/夜)ー

悠「出ないなぁ……。」

白巳「トイレ?」

悠「ううん、違う……。」

ともき「今日は白巳ちゃんつきか」

白巳「つき~♪」

悠「輸血日だっからな」

白巳「からな~♪」

ともき「……悠の事は?」

白巳「すき~♪」

悠「なにいわせとんじゃい」

ともき「照れんなよ」

悠「て、照れて何かないんだからねっ!」

白巳「何気に悠ってツンデレレベル高いよね」

悠「お前はときどきブッ込んでくるよな」

ともき「俺、未だにこの子のキャラがつかめないわ」

悠「「危」ノーマル女子だ。略して「危女(あぶーじょ)」」

ともき「艶女(あでーじょ)みたいだな」

悠「あれ、危ノーマル女子読んでない?」

ともき「なんだそれ」

悠「漫画。ヒャッコ書いてる人の新刊。」

ともき「ヒャッコ?」

悠「えーと、じゃあ、はがないの漫画版書いてる人っていえば分かるか?」

ともき「いや……。どんな内容?」

悠「電波女、殺人女、吸血女、眠り女、マゾ女、ストーカー女、ブラコン、数々の危ない女の子に好かれる楽しい学園生活漫画。」

ともき「楽しいの使い方あってるか?」

悠「大丈夫だ問題ない。」

ともき「悠が読んでる物は相変わらず飛ばしてるな」

悠「おれは気にいったら少女漫画でも読むぞ。最近のベストは魔法少女オブジエンドとテラフォーマーとにがくてあまい」

ともき「タイトルだけ聞くとバラバラ感が半端ないな」

悠「魔法少女とテラフォーはとにかく人が死ぬ。にがくてあまいは……料理ラヴコメBLあり本」

ともき「聞くんじゃなかった」

悠「おれは別にBL嫌いじゃないんだけどな、ガチムチが絡んでなけりゃ」

ともき「悠の口からそういうこというと本気で怖い」

悠「あー?男がゼロサム読んでちゃ悪いかコラ!」

ともき「なんもいっねーから」

悠「そして、こっちは電話に出ないっ!!」

ともき「悠が電話してるからじゃないか?」

悠「どういう意味じゃい」

ともき「いや、あまりに見馴れない絵だから」

悠「あのさ、僕も現代人だから電話くらい使うから」

ともき「それで……誰にかけてるんだ?」

悠「昨日いつた心当たりの人。」

ともき「霊能者かなんかか?」

悠「そういうタイプではないけどおれは好きなタイプ」

ともき「性別は?」

悠「男」

ともき「……」

悠「あ、ともきも好きだよ?」

ともき「そういう意味で見てたわけじゃねーよ!!」

悠「ダメだ。出ない。」

ともき「ずいぶんと一生懸命だな」

悠「そりゃ……恋はおれの物だからな。関係ありそうな事なら調べるさ」

ともき「俺の物か……。凄い言い方だな」

悠「何が?」

ともき「いや……大事なことがわからないのはそのまま何のがどうしょうもないな」

悠「本当に何の話してるんだ?」

ともき「いや、本当に気にするな」
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