ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~6
ー小鳥遊邸・玄関(1/20/朝)ー
ぴんぽーん、ぴんぽーん
白巳「はい」
ガチャ…
梔「おはようございますえ」
白巳「おはよーございます。おねーさん、だあれ?」
梔「お姉さんは、悠ちゃんの従姉さんどす」
白巳「イトコさんどすか」
梔「うふふ、可愛(かえら)しなぁ。」
白巳「らしなぁー」
楓子「あ、師範代!」
梔「あら、楓子ちゃん。お久やね」
楓子「お久しぶりですやよ。今、師匠を起こしてくるので、どうぞ中でお待ちくださいやよ」
白巳「こっちどうぞどすー」
梔「はいはい。」
ドタドタ…
悠「く、梔姉さん、まさか昨日の今日で来るなんて」
梔「おはよう、悠ちゃん。なんや、すごい頭やえ」
悠「おっと……」
ガシガシガシ……
梔「あらあら、そないな乱暴にせんとちゃあんと櫛でとかな痛めますえ?綺麗な御髪(おぐし)やのに、お姉ちゃんがしてあげまひょか?」
悠「いやいや、大丈夫っス。それで……見せたいものってなんすか?」
梔「そやった。これなんどすけど」
白巳「じゃーん」
悠「はいはい、こっちきてて、お座りしててね」
白巳「わきゃー」
梔「うふふ。それで、ホンマはコレなんやけど」
【桐箱】
悠「開けていいんすか?」
梔「はい。」
悠「……これは人形、しかも恋(本体)と瓜二つな」
梔「そうなんどす。お蔵の整理しったらたまたま見つかったんどす。お札まみれで」
悠「……なにまみれと?」
梔「お札どす。なんや、強力な対悪霊用のお札みたいやったけど悪霊退散書いてあったし……全部剥がしときました」
悠「危ないとか思わずやっちゃう梔姉さんがマジでパネェっす」
梔「っで、箱の中見たらこのお人形が入っててもしやと思って持ってきたんどす」
悠「けど、妙な話しっすね。悪霊退散て……。」
梔「せやろ?うちの誰に聞いても知らんいうしお母ちゃんやお父ちゃんはもちろん柏ちゃんも超現実主義者で面白なくて話しまともに聞いてくれんやろから悠ちゃんにお話ししにきたんよ」
悠「あー……気持ちは分かりますけど、おれも別に超常現象担当じゃないんですよ…。とちらかというと街のくだらないトラブル担当でして……」
梔「悠ちゃんだけが頼りなんよ。ちゃんとうちのお話きいてくれるどすし」
悠「……梔姉さんいつからそんなおねだり上手に…」
梔「稲葉ちゃんからときどき教えてみとるんどす♪」
悠「ふ、ふふ、危うく求婚しそうになっちまいましたよ。しかし、話しは分かりましたけど……どうしても、引っかかりがあるんでちょっと恋、本人にいうのは待ってもらっていいですか?」
梔「もちろん。悠ちゃんにお任せしますどす」
恋「なんじゃ、珍しい悠がもうおきとる……それに梔も見えとるのか」
悠「お、おぉ……おはよう」
ササッ…
恋「しかし、なんで上半身はだかなんじゃ…//」
悠「おれは寝るときパンツ以外脱いで寝る派だからだ。なので冬場はものすごくキツイ」
恋「服を着ろッ!」
悠「ところで話しは変わるがお前って思い入れのある物とかはいないのか?」
恋「突然なんの話しじゃ?」
悠「いや、梔姉さんが何かあるのならあの山小屋から探して送ってくれるといってるんだよ」
恋「特には無い」
悠「本当にか?」
恋「しつこいのぅ。服(着物)などは全部持ってきたし本当に何もないわ」
悠「そう……か」
ぴんぽーん、ぴんぽーん
白巳「はい」
ガチャ…
梔「おはようございますえ」
白巳「おはよーございます。おねーさん、だあれ?」
梔「お姉さんは、悠ちゃんの従姉さんどす」
白巳「イトコさんどすか」
梔「うふふ、可愛(かえら)しなぁ。」
白巳「らしなぁー」
楓子「あ、師範代!」
梔「あら、楓子ちゃん。お久やね」
楓子「お久しぶりですやよ。今、師匠を起こしてくるので、どうぞ中でお待ちくださいやよ」
白巳「こっちどうぞどすー」
梔「はいはい。」
ドタドタ…
悠「く、梔姉さん、まさか昨日の今日で来るなんて」
梔「おはよう、悠ちゃん。なんや、すごい頭やえ」
悠「おっと……」
ガシガシガシ……
梔「あらあら、そないな乱暴にせんとちゃあんと櫛でとかな痛めますえ?綺麗な御髪(おぐし)やのに、お姉ちゃんがしてあげまひょか?」
悠「いやいや、大丈夫っス。それで……見せたいものってなんすか?」
梔「そやった。これなんどすけど」
白巳「じゃーん」
悠「はいはい、こっちきてて、お座りしててね」
白巳「わきゃー」
梔「うふふ。それで、ホンマはコレなんやけど」
【桐箱】
悠「開けていいんすか?」
梔「はい。」
悠「……これは人形、しかも恋(本体)と瓜二つな」
梔「そうなんどす。お蔵の整理しったらたまたま見つかったんどす。お札まみれで」
悠「……なにまみれと?」
梔「お札どす。なんや、強力な対悪霊用のお札みたいやったけど悪霊退散書いてあったし……全部剥がしときました」
悠「危ないとか思わずやっちゃう梔姉さんがマジでパネェっす」
梔「っで、箱の中見たらこのお人形が入っててもしやと思って持ってきたんどす」
悠「けど、妙な話しっすね。悪霊退散て……。」
梔「せやろ?うちの誰に聞いても知らんいうしお母ちゃんやお父ちゃんはもちろん柏ちゃんも超現実主義者で面白なくて話しまともに聞いてくれんやろから悠ちゃんにお話ししにきたんよ」
悠「あー……気持ちは分かりますけど、おれも別に超常現象担当じゃないんですよ…。とちらかというと街のくだらないトラブル担当でして……」
梔「悠ちゃんだけが頼りなんよ。ちゃんとうちのお話きいてくれるどすし」
悠「……梔姉さんいつからそんなおねだり上手に…」
梔「稲葉ちゃんからときどき教えてみとるんどす♪」
悠「ふ、ふふ、危うく求婚しそうになっちまいましたよ。しかし、話しは分かりましたけど……どうしても、引っかかりがあるんでちょっと恋、本人にいうのは待ってもらっていいですか?」
梔「もちろん。悠ちゃんにお任せしますどす」
恋「なんじゃ、珍しい悠がもうおきとる……それに梔も見えとるのか」
悠「お、おぉ……おはよう」
ササッ…
恋「しかし、なんで上半身はだかなんじゃ…//」
悠「おれは寝るときパンツ以外脱いで寝る派だからだ。なので冬場はものすごくキツイ」
恋「服を着ろッ!」
悠「ところで話しは変わるがお前って思い入れのある物とかはいないのか?」
恋「突然なんの話しじゃ?」
悠「いや、梔姉さんが何かあるのならあの山小屋から探して送ってくれるといってるんだよ」
恋「特には無い」
悠「本当にか?」
恋「しつこいのぅ。服(着物)などは全部持ってきたし本当に何もないわ」
悠「そう……か」