ｰラスタ・ラヴ(1/17/夜)ｰ

悠「ちょい、ちょいっと……。」

ともき「小まめだな」

悠「だって、綺麗にしてやると恋が妙に機嫌いいからな」

摩耶「僕まだ会った事無いや。恋姫の恋ちゃんと似てる?」

悠「いや、全然似て無いな。戦闘能力は限りなく低いし、大食いでもないし、白いし、触覚無いし……」

ともき「何の話だ?」

悠「深紅の呂旗」

摩耶「呂布。」

ともき「三国志か」

悠「恋姫っていったでしょ!!」

ともき「知らんがな…。」

澪「でも、その人形、むやみやたらに持ち出していいのか?」

悠「壊したり傷つけたりしなきゃいいはずだ。まぁ……持ちだしてるのバレたら怒られるけど。」

ともき「怒られるのかよ」

悠「でぇーじょうぶ。ダミー置いてあるから」

摩耶「ダミー?」

悠「初音ミクのフィギュア」

ともき「全然違うだろ?!」

悠「大丈夫。昨日はドドブランコのフィギュアでバレてなかった。」

ともき「あの子、目が悪いのか?」

摩耶「ふだん何処においてあるの?」

悠「フィギュアケースの中」

ともき「それはただ有るか無いか分からなくなってるだけじゃないか?」

悠「高確率でそれだ」

摩耶「所せましと羅列してあるもんね」

悠「まぁな、最初はプレデターとエイリアンの間に置いてたんだけどすっげぇ怒鳴られた」

ともき「そんなもんに挟まれてたら気分悪いだろうな」

悠「それでもかなり配慮したんだぞ?専用の台は作ってやったし」

ともき「ふぅん…」

摩耶「可愛いの?」

ともき「可愛いな誰かさんが大好きなタイプとドンピシャなのに気がついて無いけど」

悠「なに?」

摩耶「あー、そういう系か。よぉし、今度見にいこう」

悠「別に今度といわず今夜見に来たらいいじゃん」

摩耶「じゃあ、そうしようかな」

悠「ともきもくるだろ」

ともき「昨日いったからいいよ」

悠「別にくりゃあいいのに」

ともき「家帰らないと色々できないだろ。俺はお前と違って掃除婦とか居ないんだから」

悠「駒裡さん貸そうか?」

ともき「色々もうしわけねぇよ!」

摩耶「そうだよ。今のは良く無いよ。どうせならゆうちゃんを全裸で待機でしょ」

ともき「摩耶君、ダメ、絶対」

悠「させようか?多分喜んでするだろうけど」

ともき「やめろ」

悠「あー…」

ともき「なんだ?」

悠「最低なこというけど冗談だから適当にながして」

ともき「は?」

悠「オナホとでも思って適当に使って事が終わったら蹴りだせばいいんじゃね?」

ともき「ドン引きだよ!?」

摩耶「気にしなくていいよ。悠君って平然と酷いこといってできない人だから」

悠「そんなことねーし」

ともき「そんな事あったほうが問題だ。」

悠「いや、実行するのはおれじゃないし。」

ともき「俺にそんな真似しろって言うのか?ん?」

悠「やぁん……ともき君こわぁ～い」

摩耶「ともき君、はい、ライター」

悠「待て待て、ライターってのが生々しいからやめてくれ」