ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5
ー西本家:小鳥遊邸(1/12/朝)ー
悠「んー……ふぁぁ…よー寝たわ。ん?」
揺光【すぅ……。】
悠「……モーニングチョップ」
ズベシ!
揺光【んぁ……なんじゃ、妾の頭を叩くとは骨も残さず消し炭にしてやろーか】
悠「寝ぼけ声で怖いこというな……なんでおれの布団の中に居る。素っ裸で」
揺光【昨日はあんなに激しかったではないか//】
悠「そうだな。お前と梔姉さんが飲み始めて、おれの存在無視して騒ぎまくってたからおれは避難してとっとと寝たはずだ。」
揺光【ちょっとくらい動揺せんのが可愛くないのぅ。】
悠「いいから、なんで此処に居る?」
揺光【妾も休もうと思ったんじゃが、部屋を探すのが面倒になってここで寝たのじゃ】
悠「百歩ゆずてそれは良いとしよう……服は?」
揺光【妾は全裸で寝る派じゃ】
悠「はぁ…」
揺光【なにをため息つく、朝から幸せじゃろ?】
悠「そんな元気ねぇよ」
揺光【そのわりには見ておるでは無いか】
たゆゆん!たゆゆん!
悠「目のまえで大きなものが揺れていて目で追うのは生きものの習性だ。」
揺光【では、これは?】
ぐにぐに…
悠「朝の生理現象だ。足で圧すな!!」
揺光【コンコン♪…………このまま一回どうじゃ?】
悠「アホか。もう寝てろ」
バサッ!
揺光【わぷっ!】
悠「まったく、発情期かよ」
揺光【年中発情する種族は人間しか居らぬのだぞ?】
悠「あっそ……。」
梔「悠ちゃん、起きてはる?」
悠「あ、はい。ちょっと待ってください。着替えてるので……(揺光、服着ろ)」
揺光【わかった、わかった。睨むで無い。よっと……】
ポンっ!
悠「(便利な奴だな)はい、なんですか?」
梔「おはよう。あ、ちょうど揺光さんも一緒やったどすな」
揺光【昨晩は楽しんだ。今日も呑もうではないか】
梔「うふふ」
悠「……あのそれで」
梔「あっ、そや……ちょっと、見てもらいたいもんがあるんどす。着いてもらえるやろか」
悠「はぁ…」
揺光【善いぞ】
ー小鳥遊邸裏庭:蔵前ー
梔「ここどす」
悠「蔵?なんかあるんすか?」
梔「驚かんと見てもらいたいんどす。」
がちゃ……ガララ!
悠「んっ臭……?!」
揺光【酷い死臭じゃな……。なにを殺した?】
梔「あ、戸閉めてもらえる?電気つけますから……。」
パッ……。
大蛇『……』
悠「でかっ……ニシキヘビ……じゃないな。こんな気持ち悪い柄じゃないし。なんなんすか?」
梔「うちも分からんのよ。裏山でこれの死骸が見つかって回収したんやけど……。」
悠「えぇ……いつからウチの裏山にモンスターが出現するようになったんスか……。」
揺光【ふーむ……これは……】
梔「揺光さん、分かり張ります?」
揺光【経立の一種じゃな】
梔「ふったち?」
悠「えーと、長生きした獣が人に似た奇怪なふるまいをするってアレか?」
揺光【うむ、いうなれば獣以上妖怪未満のことじゃ。蛇は人に化けるよりその身を巨大にしたり神化(しんか)して神になるものが多いのじゃが……こやつも山の神になるもの「だったかも」知れん。】
梔「はぁー、二人は詳しいどすなぁ。」
悠「ここでファンタジー持ちこむなよ」
揺光【妾のせいではない】
梔「うちはファンシーなもん好きどすえ?」
悠「あぁん……マジすかぁ……」
揺光【しかし、この傷跡が奇妙じゃな。】
悠「ライフルか何かで撃ち抜かれたんじゃないか?」
揺光【いや……撃ち抜かれてはおるが、これは……】
梔「打ち抜かれた感じどすな。しかも正確に口の下から頭を貫くように」
悠「……殴って殺したって事ですか?」
揺光【その可能性は高そうじゃ。梔、これはお前がやったのではないのじゃな?】
梔「うちは無益な殺生はしまへんし、敵意と害が無いなら妖怪やろうと妖精さんやろうと受け入れますえ」
悠「これは蛇ですけどね。っか、器でか……」
揺光【ふむ……花の精の件もある。妾が山を調べてやろう】
悠「なら、おれも……」
梔「悠ちゃんはお父様とお食事どす♪」
悠「……」
悠「んー……ふぁぁ…よー寝たわ。ん?」
揺光【すぅ……。】
悠「……モーニングチョップ」
ズベシ!
揺光【んぁ……なんじゃ、妾の頭を叩くとは骨も残さず消し炭にしてやろーか】
悠「寝ぼけ声で怖いこというな……なんでおれの布団の中に居る。素っ裸で」
揺光【昨日はあんなに激しかったではないか//】
悠「そうだな。お前と梔姉さんが飲み始めて、おれの存在無視して騒ぎまくってたからおれは避難してとっとと寝たはずだ。」
揺光【ちょっとくらい動揺せんのが可愛くないのぅ。】
悠「いいから、なんで此処に居る?」
揺光【妾も休もうと思ったんじゃが、部屋を探すのが面倒になってここで寝たのじゃ】
悠「百歩ゆずてそれは良いとしよう……服は?」
揺光【妾は全裸で寝る派じゃ】
悠「はぁ…」
揺光【なにをため息つく、朝から幸せじゃろ?】
悠「そんな元気ねぇよ」
揺光【そのわりには見ておるでは無いか】
たゆゆん!たゆゆん!
悠「目のまえで大きなものが揺れていて目で追うのは生きものの習性だ。」
揺光【では、これは?】
ぐにぐに…
悠「朝の生理現象だ。足で圧すな!!」
揺光【コンコン♪…………このまま一回どうじゃ?】
悠「アホか。もう寝てろ」
バサッ!
揺光【わぷっ!】
悠「まったく、発情期かよ」
揺光【年中発情する種族は人間しか居らぬのだぞ?】
悠「あっそ……。」
梔「悠ちゃん、起きてはる?」
悠「あ、はい。ちょっと待ってください。着替えてるので……(揺光、服着ろ)」
揺光【わかった、わかった。睨むで無い。よっと……】
ポンっ!
悠「(便利な奴だな)はい、なんですか?」
梔「おはよう。あ、ちょうど揺光さんも一緒やったどすな」
揺光【昨晩は楽しんだ。今日も呑もうではないか】
梔「うふふ」
悠「……あのそれで」
梔「あっ、そや……ちょっと、見てもらいたいもんがあるんどす。着いてもらえるやろか」
悠「はぁ…」
揺光【善いぞ】
ー小鳥遊邸裏庭:蔵前ー
梔「ここどす」
悠「蔵?なんかあるんすか?」
梔「驚かんと見てもらいたいんどす。」
がちゃ……ガララ!
悠「んっ臭……?!」
揺光【酷い死臭じゃな……。なにを殺した?】
梔「あ、戸閉めてもらえる?電気つけますから……。」
パッ……。
大蛇『……』
悠「でかっ……ニシキヘビ……じゃないな。こんな気持ち悪い柄じゃないし。なんなんすか?」
梔「うちも分からんのよ。裏山でこれの死骸が見つかって回収したんやけど……。」
悠「えぇ……いつからウチの裏山にモンスターが出現するようになったんスか……。」
揺光【ふーむ……これは……】
梔「揺光さん、分かり張ります?」
揺光【経立の一種じゃな】
梔「ふったち?」
悠「えーと、長生きした獣が人に似た奇怪なふるまいをするってアレか?」
揺光【うむ、いうなれば獣以上妖怪未満のことじゃ。蛇は人に化けるよりその身を巨大にしたり神化(しんか)して神になるものが多いのじゃが……こやつも山の神になるもの「だったかも」知れん。】
梔「はぁー、二人は詳しいどすなぁ。」
悠「ここでファンタジー持ちこむなよ」
揺光【妾のせいではない】
梔「うちはファンシーなもん好きどすえ?」
悠「あぁん……マジすかぁ……」
揺光【しかし、この傷跡が奇妙じゃな。】
悠「ライフルか何かで撃ち抜かれたんじゃないか?」
揺光【いや……撃ち抜かれてはおるが、これは……】
梔「打ち抜かれた感じどすな。しかも正確に口の下から頭を貫くように」
悠「……殴って殺したって事ですか?」
揺光【その可能性は高そうじゃ。梔、これはお前がやったのではないのじゃな?】
梔「うちは無益な殺生はしまへんし、敵意と害が無いなら妖怪やろうと妖精さんやろうと受け入れますえ」
悠「これは蛇ですけどね。っか、器でか……」
揺光【ふむ……花の精の件もある。妾が山を調べてやろう】
悠「なら、おれも……」
梔「悠ちゃんはお父様とお食事どす♪」
悠「……」