ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5
ーラスタ・ラヴ(1/11/昼過ぎ)ー
澪「いらつしゃいませ、何にしましょうか?」
寿「まだ、仕事中なのでノンアルコールで」
悠「日本酒のコーヒー割」
窈「ハイボール」
澪「かしこまりましたと」
窈「しかし、あまり驚かれないんですね」
寿「はい?」
窈「私が「小鳥遊」窈と名乗るのも、弥一さんが父親だというのも」
寿「ふふっ」
窈「?」
寿「弥一様に頼まれて小鳥遊の苗字を送ったり、送金、その他諸々サポートをさせていもらっていましたから」
悠「まぢで?!」
窈「まさか……」
寿「事実です。もちろん、アナタが高校を卒業すると同時に固定送金以外の事はやめましたから。今の今までなにをしているとかまさか坊ちゃんと顔つなぎがあるとは思いませんでした。」
悠「顔つなぎっていうか一方的に絡まれただけなんだけどな。っか、坊ちゃん止めてマジで」
寿「なるほど、それで坊ちゃんの家の隣に引っ越されたと」
悠「……」
窈「仲良くさせてもらってます。もはや家族だよね。」
悠「勝手に家族まで持ち上げんな」
窈「彼照れ屋ですよね」
悠「もう一回殴り倒すぞ」
寿「それはさておきまして、私の用事をそろそろ伝えさせていただいてよろしいですかな」
悠「できれば聞きたくないです」
寿「兜馬……いえ、社長が日本に帰国なされて一日だけ休暇が取れました。明日に京都西本家に新年のあいさつへ向かうそうなので、坊ちゃんも久々に親子の対談を是非」
悠「いいよぉー親父と話すことなんて無いしー。新年のあいさつなんかするきないしー。京都遠いしー」
寿「そうおっしゃらず、一年に何度あるか分からない丸一日のお休みなのですから」
悠「知らんがな」
寿「……」
悠「……」
寿「……うっ」
悠「びくっ!?」
寿「ぐすっ…うっうぅっ……うおぉっ……」
悠「ちょっ!?泣くなよ!そんなまじ泣きやめてよ!!おっさんのマジ泣きとかドラマとか以外で無いよ?!」
窈「悠、これはダメだ。大人を本気で泣かしていいのは悪い奴に対してか、感動や情念の涙だけだぞ。こんな涙はいけない」
悠「そんな……っか、いや……えーと……う~~分かったよ!京都いきますよ!!」
寿「っ……そういってもらえると思って、こちらに新幹線の予約席チケットをご用意しておきました。今夜の便でお願いします。」
悠「コラァ!涙どこいった!」
寿「はて、どうもコンタクトズレてしまっていたようで……あいたた。」
悠「アンタ裸眼で1.5、2.0あるの知ってんぞ!!」
窈「これが……小鳥遊家お抱え秘書の力か……恐るべし」
寿「今はしがない警備主任ですけどね。伊達に坊ちゃんの教育係を仰せつかっていた訳ではありませんよ。」
悠「鬱だ……。」
寿「ところで、坊ちゃん。どうしても聞いておきたいことがあるのですが」
悠「なんだよ…。」
寿「下世話な質問なのですが、何方か恋仲の方はいらっしゃらいのですか?」
悠「あー?」
寿「いえ、万が一の事もあり、もし、誰か連れて行かれる場合も兼ねてグリーン車を半寮ほど予約してあります。」
悠「無駄なことすんな!グリーンかよ!?」
寿「やはり、私も社長も坊ちゃんの子供を早くみたいという願望がありまして」
悠「ゆうなかゆえ連れてって卒倒させたろか……」
寿「はい?」
悠「なんでもねーし、孫の顔は暫くみれねーよ!」
澪「いらつしゃいませ、何にしましょうか?」
寿「まだ、仕事中なのでノンアルコールで」
悠「日本酒のコーヒー割」
窈「ハイボール」
澪「かしこまりましたと」
窈「しかし、あまり驚かれないんですね」
寿「はい?」
窈「私が「小鳥遊」窈と名乗るのも、弥一さんが父親だというのも」
寿「ふふっ」
窈「?」
寿「弥一様に頼まれて小鳥遊の苗字を送ったり、送金、その他諸々サポートをさせていもらっていましたから」
悠「まぢで?!」
窈「まさか……」
寿「事実です。もちろん、アナタが高校を卒業すると同時に固定送金以外の事はやめましたから。今の今までなにをしているとかまさか坊ちゃんと顔つなぎがあるとは思いませんでした。」
悠「顔つなぎっていうか一方的に絡まれただけなんだけどな。っか、坊ちゃん止めてマジで」
寿「なるほど、それで坊ちゃんの家の隣に引っ越されたと」
悠「……」
窈「仲良くさせてもらってます。もはや家族だよね。」
悠「勝手に家族まで持ち上げんな」
窈「彼照れ屋ですよね」
悠「もう一回殴り倒すぞ」
寿「それはさておきまして、私の用事をそろそろ伝えさせていただいてよろしいですかな」
悠「できれば聞きたくないです」
寿「兜馬……いえ、社長が日本に帰国なされて一日だけ休暇が取れました。明日に京都西本家に新年のあいさつへ向かうそうなので、坊ちゃんも久々に親子の対談を是非」
悠「いいよぉー親父と話すことなんて無いしー。新年のあいさつなんかするきないしー。京都遠いしー」
寿「そうおっしゃらず、一年に何度あるか分からない丸一日のお休みなのですから」
悠「知らんがな」
寿「……」
悠「……」
寿「……うっ」
悠「びくっ!?」
寿「ぐすっ…うっうぅっ……うおぉっ……」
悠「ちょっ!?泣くなよ!そんなまじ泣きやめてよ!!おっさんのマジ泣きとかドラマとか以外で無いよ?!」
窈「悠、これはダメだ。大人を本気で泣かしていいのは悪い奴に対してか、感動や情念の涙だけだぞ。こんな涙はいけない」
悠「そんな……っか、いや……えーと……う~~分かったよ!京都いきますよ!!」
寿「っ……そういってもらえると思って、こちらに新幹線の予約席チケットをご用意しておきました。今夜の便でお願いします。」
悠「コラァ!涙どこいった!」
寿「はて、どうもコンタクトズレてしまっていたようで……あいたた。」
悠「アンタ裸眼で1.5、2.0あるの知ってんぞ!!」
窈「これが……小鳥遊家お抱え秘書の力か……恐るべし」
寿「今はしがない警備主任ですけどね。伊達に坊ちゃんの教育係を仰せつかっていた訳ではありませんよ。」
悠「鬱だ……。」
寿「ところで、坊ちゃん。どうしても聞いておきたいことがあるのですが」
悠「なんだよ…。」
寿「下世話な質問なのですが、何方か恋仲の方はいらっしゃらいのですか?」
悠「あー?」
寿「いえ、万が一の事もあり、もし、誰か連れて行かれる場合も兼ねてグリーン車を半寮ほど予約してあります。」
悠「無駄なことすんな!グリーンかよ!?」
寿「やはり、私も社長も坊ちゃんの子供を早くみたいという願望がありまして」
悠「ゆうなかゆえ連れてって卒倒させたろか……」
寿「はい?」
悠「なんでもねーし、孫の顔は暫くみれねーよ!」