ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2
ーラスタ・ラヴー
ともき「こんちわ。」
澪「やぁ、いらっしゃい。」
ともき「賑わってるな」
澪「最初はともきみたいに一人客が多かったんだけど、今は集団客みたいになってるよ」
ともき「ふぅん」
紅「あ、ともきじゃん~。こっちくれば?」
ともき「どうも」
美喜「あら、一人?」
ともき「ひとりだと変か。」
美喜「そーね。悠と一緒なら違和感無いけど。ともきが一人でうちの店に来るなんてね。」
ともき「たまたま近くを通っただけさ」
亮「こーゆー所を通りかかるのは悠の影響か?」
ともき「あー…そうかも」
千夜「なら、悪影響だな」
紅「あっははは。」
亮「違いない。」
美喜「アンタラも人のことは言えないでしょ。」
紅「そか?」
千夜「……」
亮「いやいや、俺は違うって。」
澪「アドニスです。皆さんどうぞ。あと、炭酸水」
アドニス
16度中口ステア
ドライシェリー40ml
スイートベルモット20ml
オレンジビターズ1dash
材料をミキシンググラスでステアして、カクテルグラスに注ぐ。
澪「ドライシェリーの風味を生かしたアペリティフカクテルの代表的存在です。」
美喜「アドニスはギリシャ神話のヴィーナスに愛された美少年のことよ。」
ともき「俺、飲むつもりは無かったんだけど」
紅「一杯だけ付き合っててよ。」
千夜「……」
亮「千夜はハナッから炭酸水だしな。」
千夜「飲めねぇんだよ俺は……」
美喜「ところでさぁ、悠は?」
ともき「引きこもってるよ」
亮「はあ?」
ともき「いや、引きこもりとは違うか…朝は稲葉の家でずっとゲームしてて夜はウロウロしてるっぽい。」
亮「あ、ラジオのやつか。」
ともき「半分は趣味だろうけどな。」
千夜「よくもまぁ、ゲームばっかしてられるな…」
亮「悠はゲーオタだしな。」
美喜「……てゆーか、アンタラってさ、よくその悠に付き合うわね。何が楽しいの?」
紅「悠といたら楽しいぞ。」
美喜「……じゃあ聞き方を変えるわ。悠の良いところってなによ?」
亮「良いところ……」
ともき「……」
澪「……」
紅「……」
澪「皆、黙っちゃったよ。」
亮「……良いところっていうか……これいったら引かれそうだから嫌なんだが……手じゃないか?」
美喜「はい?」
亮「いや…あいつの手……すげぇ気持ちいいんだよ。特に頭撫でられるとき」
美喜「(…ドン引きだわ)」
澪「(今のは全員引いたんじゃ…)」
紅「それだ!それ!」
美喜「納得した?!」
紅「いやいや、マジだぞ。頭っーかアイツに髪いじってもらうと気持ちいいんだよ。綺麗にお下げ結わえれるし。」
美喜「そうなの?」
千夜「……まぁ…な」
ともき「はは…」
亮「聞いた話じゃ、毛のある動物なら、触れさえすれば懐柔できるとかなんとか。」
美喜「いったいどんな特殊能力よ。」
紅「それの真意はともかく……頭触ってもらうのは一見の価値あるぜ」
閉店
ー別席ー
澪「アドニスです」
鈴猫「ちょい、澪くん。」
澪「はい」
鈴猫「今向こうで話してたのホント?」
澪「はぃ?」
鈴猫「いや、だから悠に頭撫でられたら気持ちいいって」
澪「さぁ…俺は撫でられたこと無いからなんとも……」
鈴猫「そか…」
優日「気になるなら撫でてもらえば?」
稲葉「悠なら喜んで触るわよきっと」
鈴猫「そ、そうかな」
ー更に別席ー
宮塚「アホばっかだ…。」
本郷「ふっ…」
ともき「こんちわ。」
澪「やぁ、いらっしゃい。」
ともき「賑わってるな」
澪「最初はともきみたいに一人客が多かったんだけど、今は集団客みたいになってるよ」
ともき「ふぅん」
紅「あ、ともきじゃん~。こっちくれば?」
ともき「どうも」
美喜「あら、一人?」
ともき「ひとりだと変か。」
美喜「そーね。悠と一緒なら違和感無いけど。ともきが一人でうちの店に来るなんてね。」
ともき「たまたま近くを通っただけさ」
亮「こーゆー所を通りかかるのは悠の影響か?」
ともき「あー…そうかも」
千夜「なら、悪影響だな」
紅「あっははは。」
亮「違いない。」
美喜「アンタラも人のことは言えないでしょ。」
紅「そか?」
千夜「……」
亮「いやいや、俺は違うって。」
澪「アドニスです。皆さんどうぞ。あと、炭酸水」
アドニス
16度中口ステア
ドライシェリー40ml
スイートベルモット20ml
オレンジビターズ1dash
材料をミキシンググラスでステアして、カクテルグラスに注ぐ。
澪「ドライシェリーの風味を生かしたアペリティフカクテルの代表的存在です。」
美喜「アドニスはギリシャ神話のヴィーナスに愛された美少年のことよ。」
ともき「俺、飲むつもりは無かったんだけど」
紅「一杯だけ付き合っててよ。」
千夜「……」
亮「千夜はハナッから炭酸水だしな。」
千夜「飲めねぇんだよ俺は……」
美喜「ところでさぁ、悠は?」
ともき「引きこもってるよ」
亮「はあ?」
ともき「いや、引きこもりとは違うか…朝は稲葉の家でずっとゲームしてて夜はウロウロしてるっぽい。」
亮「あ、ラジオのやつか。」
ともき「半分は趣味だろうけどな。」
千夜「よくもまぁ、ゲームばっかしてられるな…」
亮「悠はゲーオタだしな。」
美喜「……てゆーか、アンタラってさ、よくその悠に付き合うわね。何が楽しいの?」
紅「悠といたら楽しいぞ。」
美喜「……じゃあ聞き方を変えるわ。悠の良いところってなによ?」
亮「良いところ……」
ともき「……」
澪「……」
紅「……」
澪「皆、黙っちゃったよ。」
亮「……良いところっていうか……これいったら引かれそうだから嫌なんだが……手じゃないか?」
美喜「はい?」
亮「いや…あいつの手……すげぇ気持ちいいんだよ。特に頭撫でられるとき」
美喜「(…ドン引きだわ)」
澪「(今のは全員引いたんじゃ…)」
紅「それだ!それ!」
美喜「納得した?!」
紅「いやいや、マジだぞ。頭っーかアイツに髪いじってもらうと気持ちいいんだよ。綺麗にお下げ結わえれるし。」
美喜「そうなの?」
千夜「……まぁ…な」
ともき「はは…」
亮「聞いた話じゃ、毛のある動物なら、触れさえすれば懐柔できるとかなんとか。」
美喜「いったいどんな特殊能力よ。」
紅「それの真意はともかく……頭触ってもらうのは一見の価値あるぜ」
閉店
ー別席ー
澪「アドニスです」
鈴猫「ちょい、澪くん。」
澪「はい」
鈴猫「今向こうで話してたのホント?」
澪「はぃ?」
鈴猫「いや、だから悠に頭撫でられたら気持ちいいって」
澪「さぁ…俺は撫でられたこと無いからなんとも……」
鈴猫「そか…」
優日「気になるなら撫でてもらえば?」
稲葉「悠なら喜んで触るわよきっと」
鈴猫「そ、そうかな」
ー更に別席ー
宮塚「アホばっかだ…。」
本郷「ふっ…」