ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(1/4/昼)ー

千草「さーむっ…」

亮「雪、降らなきゃいいけどな」

卯天「あ、亮さん、千草さん」

千夜「……」

千草「やっほ」

千夜「じゃあな」

卯天「あ、はい、ありがとうございました。」

亮「珍しい組み合わせだな。なに話してたんだ?」

卯天「蹴りの動きとか、足の筋肉の付け方とかです」

亮「はぁ……真面目だな。俺ももっと話し聞いたりした方が良いのかな」

千草「また、ビンタされたいの?」

亮「いえ、それは勘弁してください」

卯天「はは、でも、亮さん大分基礎が固まってきてますから。いっきに伸びるかも知れませんよ」

亮「そうかな」

千草「喧嘩三昧じゃく頭の方も鍛えてよね」

亮「はは……はぁ…。」

ともき「あれ、珍しい人だらけだな」

鈴猫「こんにちは」

亮「そっちこそ悠が居ないじゃないか」

ともき「学校で顔合わさないとこんな感じだよ」

鈴猫「悠と連絡とれないしね」

千草「すずっちはもつと押しかけなきゃ取られちゃうわよ」

鈴猫「がふっ……。」

亮「クリーンヒット」

卯天「いいのが入りましたね。」

ともき「ストレートはやめたげてくれ色々もろいんだから」

千草「でも……アレはほっておいても平気か。ブラブラしてるだけだろうし」

卯天「出歩くたびに出逢いが増えそうですけどね」

亮「確かに」

千草「男女関係無しだもんね。もういっそヤっちゃえば?」

鈴猫「ブッ!!///」

ともき「あーあ……吹き芸やっちゃったよ」

澪「ほい、ペーパータオル」

亮「そういう事いうなよ」

千草「だって…」

卯天「むしろ、そういう事ができないから、告白もできない状況なんじゃないですか?」

ともき「鋭いな」

卯天「何事も弱点を見極めて穿つのが大切ですから」

亮「なるほど……。弱点を穿つか…。ちなみに悠みたいなのはどうすればいい?」

卯天「…………心臓に銀の杭を打つとか」

ともき「吸血鬼か!」

千草「熔鉱炉に叩き落とすのよ」

ともき「液体金属か!」

鈴猫「ぎゅっとしてもらう?」

ともき「それはアナタの弱点というか願望です」

亮「すげぇな、ともき」

卯天「悠さんの場合、最後の最後で我慢強いっていう謎の根性論で立ち上がるので、我慢強いでぶつかるしかないかと思います。」

亮「我慢強いか……」

千草「っていうかマゾなのよ」

ともき「マゾって……。」

卯天「あ、こんな時間だ。失礼します」

亮「なんか用事か?」

卯天「はい。金剛さんとスパーリングするんです!」

ともき「死ぬなよ~」

亮「……うず」

千草「……行きたいならどーぞ」

亮「はは、悪い!」

千草「ほんと、馬鹿なんだから」
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