ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(1/3/夜)ー

東「ヒック……ぅぃ~//」

悠「赤面するほど飲んだおっさんの顔っていやだな~」

天馬「お前もすぐこうなる。ひっく……げふっ。」

悠「まぢでか……いやー、でもおれはハゲない自信はあるし」

道玄「猿渡は昔はお前並みに長い髪をもってたがな」

悠「おれをイジメて楽しいか?」

雲水「くくっ。」

東「でもなっ!!俺はむかぁしもっいぁもっ!!もてもてだ!」

悠「モテモテとセクハラは一緒じゃないからな」

道玄「だがよぉ、十神将のなかだと猿渡が一番モテてたのは本当だぜ」

悠「まぢで?」

天馬「こいつは昔からそういう器量はあったんだ。」

悠「ふぅん。」

東「いいかぁ悠!!さっさとこどもつくれ!!」

悠「ぶっ!!ごほっごほっ……なにをいう」

天馬「本気で酔ってきたな」

雲水「最後はいつもこれ言うからな」

悠「そんなに子供好きなのか?」

東「子供は宝!!きもちいいことしてぇっ!すてきもんがうまーれくるっ!最高じゃんか!お前ますか……ヒニンしてんじゃねーだろなー!」

悠「どうしたらいいのコレ?」

道玄「アレは自慢だ聞いてやれ」

悠「自慢?」

東「おりゃ、あんなチンケなゴム製品になんぞ一度だって世話んなったことねぇぞ!!」

悠「……あーそう。そりゃ子供もバンバンできるわな」

雲水「ちなみにソイツの記録は……五年連続新生児誕生だな」

道玄「あー、そうだったな。」

天馬「産んですぐできるから母乳止まらないって笑ってたな。」

悠「よく奥さん死ななかったな…」

東「ぐぅ~……。」

悠「寝てるし」

天馬「俺とこの猿とは産まれたのが同時だった。だから今の今まで超のつく腐れ縁なんだが……」

悠「これまた衝撃的なこと聞いた…。」

天馬「それよりもっと驚きなのも有る。0歳の時だ。この猿がなんの間違いがあったのか隣の女の赤ん坊のベッドに転げこんでてな」

悠「スタートから女好きかよ」

雲水「それだけじゃない」

悠「あー?」

天馬「その転げこんだ相手が今の嫁だ」

悠「……」

天馬「もっと細かくいえばその時から産まれてから51年。この猿一筋だ。」

悠「…………絶句。えっ、なに、つまりアレか?産まれてすぐ出会った初めての女と付き合いだして結婚して、今に至ると?」

雲水「そうだ。」

道玄「そうだ。」

天馬「そうだ。」

悠「すっ……げぇなぁ。」

天馬「しかも、超つく美人。子供産んでもなんにも変わらん。」

道玄「あと性格だな。この猿は女好きの色狂いに近いが一切その事に関しては怒ったこと無いらしい」

悠「そんな天使みたいな人が存在するのか」

天馬「存在してその天使みたいな女を産まれた初日で手に入れたんだ。ある意味、この男は誰よりも幸運なんだろうな」

悠「人に歴史ありだな」

道玄「だからコイツにそういうので勝つのは無理だ。」

悠「そういうアンタらも子だくさんなんだろ」

雲水「道玄はな」

道玄「うっさい」

東「ぐおおぉ……ぐおぉぉ……」
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