ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ー小鳥遊邸:広間(1/1/昼)ー

悠「あめおめ」

悠(女)「ことよろ」

駒裡「あけましておめでとうございます。」

悠「ダメだな」

駒裡「はい?」

悠(女)「風太郎、雷太郎みたいに上手く繋がらないな」

悠「同じ人物同士なのにな」

真桜「なにくだらないことに時間費やしてるなの」

悠「新年一発目のネタの練習」

真桜「どうせ一発も当たらず終わるなの」

悠(女)「辛辣だなこの幼女め!」

真桜「幼女なの」

悠「幼女、幼女連発するな。隣から危ないのが飛んできたらどうする」

楓子「師匠、白巳嬢の着つけ終わりましたやよ」

白巳「着物、きもの~」

楓子「暴れると着崩れが……」

悠「なかなか似合ってるな」

影子「着物なんかよくもってたな」

悠(女)「細かいことは気にすんな」

悠「だからカゲコなんだよ」

影子「意味わかんねーし……。」

駒裡「あれ?」

影子「……あっ!カゲコじゃねーし!エイコだしっ!!」

悠「もうカゲコでいいじゃん。完全にカゲコで納得してたじゃん」

影子「エ・イ・コ!」

悠(女)「カ・ゲ・コ!」

真桜「うるせーぞなの。」

悠「そういや、マリオとバロンはどこだ?」

楓子「今日は日が出てるので縁側で日向ぼっこでは無いでしょうかやよ」

悠「ほー、おれも混じってこようかな」

真桜「起きていきなり寝るななの」

悠「起きていきなりって四時間くらいしか寝てないもん」

駒裡「帰ってきて、白巳ちゃん置いて、また出かけてましたもんね」

悠「あの移動間で正月になってたのが驚いたよ。路上で歩きながら年またいだんだからな」

楓子「でもほら、ひとりじゃなくて白巳嬢もいっしょだったわけですからやよ」

悠「コイツ寝てたしな」

白巳「ぢゅるる……。」

駒裡「ふ、振り袖にこぼしちゃダメですよ?」

悠(女)「一日一回は飲んでるよな……肉ジュース。美味いのか?」

白巳「のむ?」

悠(女)「……ちゅる……うっ!?」

悠「吐くならトイレか洗面台行け!」

悠(女)「……ゴクッ!うぇ……血なまぐさい」

駒裡「お肉ですからね…。それと、お薬も入ってますから白巳ちゃん以外は飲まない方がいいですよ?」

悠(女)「先にいってよ!」

悠「毒じゃないし平気だろ」

真桜「蛇は悪食なの」

白巳「おいしーのに」

悠「蛇って呼んでるのか?」

真桜「蛇なの」

悠(女)「白巳は、真桜のことなんて呼んでるんだ?」

白巳「まおーちゃん」

悠「仲良さそうで良かったよ」

白巳「仲いーよね」

真桜「ふん、普通なの」

白巳「ちゅっ」

真桜「……なにしてるなの」

白巳「好きのちゅー」

悠「百合幼女……。」

真桜「黙れなの。」
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